資源エネルギー庁が主催する「改正FIT法に関する直前説明会 in 東京」に行ってきました。
「今回の改正は再エネのブレーキではなく、長期安定発電事業として我が国の機関電源として、しっかりと再エネを事業を行なって頂きたい。」との話から始まりました。
現状と今後の動き
新制度見直しの背景としてはエネルギーミックスの実現と国民負担の抑制を行う為に見直しが行われ、現在再生エネルギー全体の9割以上が太陽光にある状況です。
なぜ太陽光に偏ってしまったのか?
それは今までの認定の仕方が背景にあり、今回の改正は制度の見直しと発電事業者自体の長期安定事業を行う為のルールの見直しと成りそうです。
今後は事業計画認定として、運転開始後の事業計画がしっかりとされているかを確認し、その通り運営がなされていなければ認定取り消しもあり得るとの事です。
太陽光のメンテナンスを行う側からしますと、正式なガイドラインは3月中旬にならなければ確定した情報は降りてこないです。
しかし今後の為にも、現段階で保守点検及び維持管理の責任者を明確にする事や、発電設備への標識の掲示も必要となりそうです。
標識について
今まで地方自治体から放置されている発電設備について問題視される事があっても、どこに連絡をしたら良いか分からない。
この問題に対しての措置との事です。
発電事業者の公表は、責任の明確化です。
これをきっかけに各発電設備の太陽光メンテナンスが活性化すれば良いなと本当に思います。
また、今回の改正は今までに連系されている低圧発電所・高圧発電所にも適用されます。
4月1日以降の申請についての規定が公表されましたらブログでも再度ご案内できればと考えております。
今後とも宜しくお願い致します。