こんにちは。
工事部の大澤と申します。
台風19号が過ぎ、連日テレビやインターネットで台風被害が取り上げられています。
台風が通った経路に合わせ、アースコムがメンテナンスをお任せ頂いている太陽光発電所の巡回点検を開始いたしました。
まず、千葉・埼玉・栃木・茨城・福島の各発電所の遠隔監視情報を確認しました。
発電の確認が取れない発電所については、遠隔監視メーカーのサポートに通信状況の確認を行い、併せて電力会社の停電情報とその地域の工事店から情報を入手します。
通常、私共で行っている遠隔監視では遠隔監視メーカーと遠隔監視画面のデータ状況により、通信不通なのか・発電が止まっている可能性があるのかを精査して現地対応が必要かの判断を行います。
台風19号に関しては、「河川の氾濫により浸水していないか」「強風により太陽光モジュールが飛ばされていないか」など遠隔監視データでは読み取れない情報が必要なため、遠隔監視システムで発電の確認が取れなかった発電所を起点として周囲の発電所の巡回を開始しました。
私が担当したのは千葉県のエリアです。
千葉県内は大木が途中から折れて倒れ、電柱間の電線を切断してしまっている箇所も多数見受けられました。
エリアを南下するに従い、町内放送でも停電エリアの放送が行われている状況でした。
5発電所・19区画の現地状況を確認したところ、
・漏電により主幹ブレーカーがトリップ状態になっていた発電所が5発電所
・ブレーカーが納められているボックスの破損が3カ所
・フェンスの倒壊が4カ所
という状況でした。
千葉県では強風による被害の中で太陽光モジュール(パネル)が飛ばされている事を懸念していましたが、今回確認した19区画の中ではモジュールの飛散はありませんでした。
弊社では各担当者が各エリアを受け持ち、確認を進めておりますが、他のエリアでは浸水によりパワーコンディショナーの交換が必要な発電所も出ております。
今回現地対応をした発電所の中で保険対応の必要な発電所に関しましては、保険会社と連携して動産・休業の保険対応を進めております。
また、台風後のような場合、お客様自身で太陽光発電設備の状況確認をなされる際については漏電・感電のリスクがございます。
弊社では専門知識を持ったスタッフが対応をさせて頂いております。
お気づきの点等がございましたら、弊社までご一報いただければと存じます。