【就活体験記 vol.1】不安しかなかった就活。でも“この人のもとで学びたい”と思えた瞬間があった。
不安しかなかった就活。でも“この人のもとで学びたい”と思えた瞬間があった。
コロナ禍で始まった就活、不安ばかりの日々
私の就職活動は、コロナ禍から始まりました。大学2年生のときに緊急事態宣言が出され、授業はオンライン、友人との交流もほとんどなく、気がつけば丸1年間「外に出られない」生活を過ごしていました。
大学3年生になって就活を意識し始めた頃、相談できる先輩も周りにおらず、私は何から始めればいいのか全く分からない状態でした。ネットや就活サイトを見ても情報は多すぎて整理できず、正解が見えない。とりあえず不安を埋めるように、説明会やインターンに片っ端からエントリーしては参加する日々が続きました。
ただ、当時はほとんどのイベントがオンライン。画面越しに会社の説明を聞いても、「この会社で自分が働くイメージ」が全然持てず、モヤモヤするばかりでした。便利さはあっても、人の温度感や会社の雰囲気までは伝わらない。その不安が、余計に大きくなっていったのを覚えています。
本社訪問で得られた“空気感”
そんな中で印象的だったのが、説明会や選考を通じて複数回、本社に足を運ぶ機会を持てたことです。
最初にオフィスを訪れたとき、社員の方々がすれ違いざまに明るく挨拶をしてくれました。何気ないことですが、オンラインでは絶対に得られない安心感を覚えました。また、休憩時間に社員同士が笑顔で話している姿を見て、「ここは人間関係が温かそうだな」と自然に感じることができたんです。
オフィスの空気感、働く人の
表情、社員同士のやりとり――。そうした細かいところから「この会社っていいな」という実感が湧き、志望度が一段と高まっていきました。
副社長インターン・社長かばん持ちという特別な体験
決め手となったのは、副社長インターンと社長かばん持ちという特別なプログラムです。
1日経営層と一緒に行動し、打ち合わせに同席し
たり、移動中に直接質問できたりする。学生の立場で経営層と時間を共にできる機会は滅多にありません。
例えば、副社長に「学生のうちに大切にすべきことは何ですか?」と聞いたとき、返ってきた答えが「自分が努力し続けられる少し高い目標を持つこと」でした。漠然とした言葉に聞こえるかもしれませんが、副社長自身のエピソードを交えて話してくれたことで、とてもリアルに響いたのを覚えています。
また、社長と一緒に動いたときには、「経営者は孤独だと思われがちだけど、実際には社員一人ひとりの声を聞いている」と語ってくれました。実際に社員と話す姿からも、トップが本気で“人”を大切にしていることを感じました。
“社員一人ひとりへの想い”を感じた瞬間
副社長と1日を過ごす中で印象的だったのは
、社員との距離感です。打ち合わせ後に社員へ声をかける姿や、相手の意見を丁寧に聞く姿勢から、「この会社は人を本当に大切にしているんだ」と実感しました。
私自身も副社長に自己紹介をした際、高校時代にサッカーをしていたことを話したところ、そこから話題が広がり、想像以上にフランクに盛り上がりました。上下関係を意識しすぎずに自然体で話せたことが、「この人のもとで働きたい」という気持ちに直結しました。
自分の就活の軸が定まった瞬間
就活を始めた当初は、「業界研究」「待遇」「安定性」といった表面的なことばかりを気にしていました。
でも、経営層と直接触れ合う中で、「結局は誰
と働くかが一番大事なんだ」と強く感じるようになりました。
それまでは就活の軸がぼやけていて、自信を持って志望理由を語れなかった私ですが、経営層との時間を経てからははっきり言えるようになりました。
「人を大切にする会社で、この人たちと共に成長していきたい」――これが私の就活の軸になったのです。
今振り返って思うこと
もしあのとき、本社に足を運ばず、経営層と過ごす体験がなかったら、私は今この会社にいなかったかもしれません。
オンライン説明会や資料だけでは伝わらない「人の魅力」に触れたことで、私の就活は大きく変わりました。
そして今振り返ると、あの日感じた「この人のもとで学びたい」という想いが、社会人になった今も自分の原点になっています。
就活生へのメッセージ
これから就活を始める皆さんへ伝えたいのは、**「会いに行くことの大切さ」**です。
情報はネットにあふれていますが、本当に大事なことは人と会って初めて分かります。
・社員の雰囲気はどうか
・経営層はどんな考えを持っているのか
・自分がここで働くイメージを持てるか
これらは、画面の向こうだけでは分からないことです。
就活に不安を抱えている人も多いと思います。私もそうでした。だからこそ、自分の目で確かめ、自分の心で感じることを大切にしてほしいと思います。
私の場合は、副社長や社長との出会いを通じて「この人のもとで学びたい」という強い気持ちを持つことができました。皆さんにも、そんな出会いがあることを願っています。

執筆者 入社3年目 Oさん

