2025.10.07

内定者への社長メッセージ

〜未来を担う皆さんへ〜

皆さん、こんにちは。株式会社アースコム代表の丸林です。

まずは、内定おめでとうございます。
そして、ここまでの道のりを支えてくれたご家族や先生、友人、採用担当者、そして一緒に歩んできた仲間たちへ、ぜひ感謝の気持ちを伝えてください。

社会人の第一歩は、決して自分ひとりの力だけで踏み出せるものではありません。誰かの支えがあって、今日という日を迎えられているのです。

中には「本当にこの会社で大丈夫だろうか？」「自分に務まるのだろうか？」と不安に思う人もいるでしょう。いわゆる“内定ブルー”です。ですが、安心してください。その不安は皆さんだけのものではありません。

実は、社長である私自身も、常に不安と向き合っています。若い頃は借金を抱えてスタートし、将来が見えずに眠れない夜もありました。不安は「知らないこと」から生まれます。会社を知る、仲間を知る、挑戦を知る。その積み重ねが、不安を希望に変えていくのです。

私が皆さんにお願いしたいのは、「社会人としての基準を高めること」です。

例えば、朝6時に起きることが当たり前の人と、朝7時が当たり前の人がいるとします。二人が7時半に集合するとしたら、どちらが大変でしょうか？もちろん、7時起きの人ですよね。

つまり、「基準の違い」が日々の行動を左右するのです。20代は、この基準をつくる大切な時期。小さな習慣が、未来の成長を決定づけます。

実は私も、若い頃に大きな失敗をしました。お客様との約束に遅れそうになったとき、「到着してから謝ればいい」と考えてしまい、事前に連絡をしませんでした。結果、大変厳しく叱られました。

「ビジネスは信頼で成り立っている。時間を守れない人に大切な仕事は任せられない」

その一言で私は目を覚ましました。信頼を失うのは一瞬、取り戻すのには長い時間がかかります。以来、私は「小さな約束でも必ず守る」「守れないときは事前に伝える」ことを徹底しています。

皆さんも、入社前からぜひ「小さな約束を守る習慣」を意識してください。これが社会人として信頼される第一歩です。

社会に出ると、想像もしなかった大きなチャンスが訪れます。そのチャンスを掴めるかどうかは、「挑戦する勇気」があるかどうかにかかっています。

ここで、社会人生活の4つのパターンを紹介します。

この中で最も重要なのは、Bです。努力してもうまくいかないとき、人は必ず学びを得ます。その学びこそが、次の成功を生み出すのです。

私も数えきれないほど失敗してきましたが、今振り返ると、あの失敗がすべて自分を成長させてくれた財産だと思っています。皆さんもぜひ「挑戦する人」であってください。

私たち経営者は、皆さんの「今の姿」だけを見て内定を出しているのではありません。

「未来にどんな人材になってくれるか」――そこに期待し、投資をしています。

だからこそ、失敗しても構いません。時間がかかっても構いません。大切なのは、成長し続けようとする姿勢です。

私が皆さんに期待しているのは、次の3つです。

この3つを持つ人は、必ず周りから応援されます。応援される人材は、どんな困難に直面しても成果を出せる人材に育っていきます。

最後に、もう一度「感謝」について。

若い頃、私はお客様から厳しく叱られました。当時はつらい経験でしたが、今振り返ると、その一言がなければ私は甘い自分のままだったでしょう。今では、あの叱責に感謝しています。

社会人生活は、上司や先輩、仲間、お客様に支えられて成り立ちます。その一つひとつに「ありがとう」を伝えられる人でいてください。

今日の内定式は、社会人としての「ゼロ地点」です。

これからの人生を、

そんな人材になってください。
皆さんがこれから大きく羽ばたいていくことを、心から楽しみにしています。

改めて、内定おめでとうございます。

この記事では、丸林社長から内定者へのメッセージを紹介しました。
アースコムでは、皆さんが 「挑戦と成長を楽しめる環境」 を整えています。
来春、皆さんと一緒に働けることを、社員一同楽しみにしています！