2025.05.07

スマートO&Mの時代到来!ドローン×AIで変わる野立て太陽光の保守管理

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皆さん、こんにちは。

太陽光発電投資をサポートする株式会社アースコム、副代表の丸林です。

 

広大な土地に設置される野立て太陽光発電では、近年、保守・点検における人手不足コスト増が大きな課題となっています。そこで注目されているのが、ドローンとAIを活用したスマートO&M(運用・保守)です。

 

今回は、スマートO&Mについて従来の点検との違いも交えながら解説します。

ソーラーパネル

 

 

スマートO&Mとは?~従来の点検と何が違うのか~

従来のO&M(Operations & Maintenance)は、人が目視で太陽光パネルを点検し、異常を見つけては修理・保守を行うものでした。

特に野立て太陽光のように設置面積が広大な場合、点検には時間と人手がかかり、コストもかさみます。

 

一方、スマートO&Mは、ドローンによる空撮AIによるデータ解析を組み合わせることで、これまでにない精度とスピードで異常検知を行うことが可能です。

ドローン

 

ドローンは上空から太陽光パネル全体を高速に撮影し、赤外線カメラで発電不良箇所を特定します。撮影された画像はAIが即座に解析し、ホットスポットや影の影響、汚れ、ひび割れなどを検知してレポートを作成します。

 

さらに危険有害業務や定型作業の代行としても非常に有用とされております。

大規模な物理現象を扱うエネルギー事業は,危険有害業務を回避できません。今後も,老朽化した設備の増加や,自然環境が厳しい場所が好適地となることが多い再生可能エネルギー発電設備の増加に伴って,保守業務の難易度・危険度が高まることが確実視されておいます。この対策として,スマートデバイスの活用と自律型ロボット技術の導入が大手企業を中心にを進んでいる。

 

 

ドローンとAIの導入がもたらす具体的なメリット

スマートO&Mの導入により、次のようなメリットが期待できます。

 

  • 人件費削減とスピードアップ
    人による点検では1日がかりだった作業が、ドローンなら数時間で完了。労働コストを大幅に抑えられます。
  • 精度の高い異常検知
    AIは膨大な点検データをもとに学習しており、目視では見逃しがちな微細な劣化や異常も逃さず検知します。
  • 定期点検の自動化・記録の一元化
    クラウドを通じてすべての点検データが蓄積・共有され、発電所ごとの履歴管理が容易になります。
  • 設備寿命の延長
    異常を早期発見できるため、パネルやインバータの重大故障を未然に防ぎ、長期的な収益を守れます。

 

 

 

野立て太陽光との相性が抜群な理由

野立て太陽光は、住宅屋根上に比べて発電所の規模が大きく、アクセスも困難な場所が多いため、点検効率が課題となっていました。その点、ドローンは広範囲を短時間でカバー可能であり、しかも人が立ち入れない場所でも飛行できるため、まさに野立て太陽光にこそ最適な手法です。

 

また、AIによる自動解析により、発電ロスを招くトラブルを早期に発見・対応できる点も、発電効率と売電収入を最大化したい投資家にとって大きな魅力です。加えて、草木の繁茂による影の影響や野生動物の侵入なども、ドローンの目を通じて把握でき、土地活用のリスク管理にもつながります。

 

 

 

アースコムが提供するO&Mサービスのご紹介

①定期点検+緊急対応
年間スケジュールに基づいた定期点検に加え、異常発見時には即対応いたします。

 

②点検データのクラウド管理
お客様は専用ポータルからいつでも発電所の健康状態を確認可能です。

 

③レポートのビジュアル化
点検結果はAIがビジュアルで可視化し、どこにどんな異常があるか一目瞭然です。

 

⑤売電収益の最大化提案

点検結果に応じた保守・修繕提案や、土地環境の改善提案まで行い、お客様の長期収益をサポートします。

 

 

ご希望があれば、スマートO&M導入による改善事例や、実際のドローン撮影画像付きの資料もご提供可能です。
さらに詳細な導入ご相談も承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

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