2023.12.07
少額から投資できる太陽光発電ファンドとは?特徴や利回りも解説!
こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。
少額で太陽光発電投資ができる「太陽光発電ファンド」をご存知でしょうか?
太陽光発電投資よりも少額で始めることができ、手間もあまりかからないので、忙しい方にも向いている投資なんです。
今回は太陽光発電ファンドの利回りやメリット・デメリットについて触れ、太陽光発電ファンドの利益の出し方も解説します。
目次
少額から投資できる太陽光発電ファンドとは?太陽光発電投資との違い
太陽光発電ファンドは複数の出資者から資産を集め、営業者や合同会社と呼ばれるファンドが太陽光発電を購入し、その売電収入を利益として出資者に分配する投資方法です。
かたや太陽光発電投資は、投資をしたい人が自ら太陽光発電所を購入して運営し、売電収入を得ます。
太陽光発電ファンドと太陽光発電投資について、それぞれ比較をしてみましょう。
費用
太陽光発電ファンドは一口10万円が一般的です。
多いもので、一口50万円のファンドもあります。
太陽光発電投資は発電所を所持するため、最低でも1,000万円以上かかります。
期間
太陽光発電を利用した投資では固定価格買取(FIT)制度を利用するため、産業太陽光発電に分類される10kW以上の発電所となり、買取期間は20年固定。
そのため、投資期間も20年がベースになっています。
太陽光発電ファンドの運用期間は、1年、5年、20年と選べることが多いです。
運用期間中の途中解約は基本的にできません。
一方で太陽光発電投資は、途中で運用が難しくなった場合に中古市場で売りに出す方法があります。
手間
太陽光発電ファンドは出資をしたらあとはお任せなので、手間はかかりません。
太陽光発電投資は、発電量のチェックや点検・草刈り・清掃などのメンテナンスが必要です。
知識
太陽光発電ファンドは出資をするのみなので、太陽光発電に関する知識は必要ありません。
太陽光発電投資は事業者となるため、ある程度の知識を要求されます。
少額から投資できる太陽光発電ファンドのメリットとデメリット
太陽光発電ファンドのメリット・デメリットをご紹介します。
太陽光発電ファンドのメリット
- 少額から始めることができる
- 現物資産を保有する必要が無い
- 運用に時間を割かなくていい
- 特別な知識がいらない
- 安定したリターンがある
- 利回りが良い
少額で始めることができるので、手持ちの資産で運用が可能というところは大きなメリットではないでしょうか。
借金に抵抗がある方も始めやすい投資です。
運用もファンドが行ってくれるので、手間や知識も不要。
現物資産を保有しないので、投資期間(FIT制度適用期間)終了後に太陽光発電所を今後どのようにするかといった出口戦略を考える必要もありません。
投資物件は太陽光発電の売電収入であり、売電価格はFIT制度で国が20年間は同じ価格での買取を保証しています。
そのため大きな値動きは考えにくく、安定したリターンが期待できるのが太陽光発電を利用した投資方法です。
利回りは太陽光発電投資よりは劣りますが、それでも高めの水準です。
太陽光発電ファンドの分配利回りは5%前後が一般的で、なかには7%に近い数字を出しているファンドもあります。
太陽光発電投資の表面利回りが10%前後なので、比較すると低いように感じるかもしれません。
しかし、銀行の金利と比べてみればかなりの高利回りです。
ローリスク・ローリターンで、長期運用に向いている投資方法と言えるでしょう。
太陽光発電ファンドのデメリット
- 途中解約が難しい
- 融資が受けられない
- 太陽光発電の購入や運用の意思決定にはかかわることができない
- 太陽光発電投資より利益が少ない
- 事業者の節税対策としては使えない
- 新規参入の事業者(ファンド)も多く、見極めが必要
運用期間中の途中解約は基本的には不可能ですが、運用期間は1年から選べるので無理のない期間を選びやすいとも言えます。
事業者の場合、太陽光発電所を購入して売電収入を得ながら、減価償却資産として節税対策にすることができますが、ファンドでは高い節税効果を得ることはできません。
デメリットの中でも気をつけたいのが、ファンドの選定です。
比較的新しい投資方法なので実績のあるファンドを見つけるのが難しく、最悪の場合は詐欺に巻き込まれる可能性もあります。
また、ファンドの経営が立ち行かなくなり、途中で倒産してしまうというリスクも。
実績があり、かつ信用できるファンド選びが重要です。
太陽光発電ファンドは少額で始められるローリスクな投資方法
太陽光発電ファンドは、出資者を募り、ファンドが太陽光発電所を購入、運営し、得た売電収入を利益として出資者に分配する投資法です。
一口10万円からと少額で始められるので、借金をせず自己資金で投資をしたい方にピッタリ。
現物資産を保有する必要もないので、運用にかかる手間や知識も不要です。
利回りは自ら購入・運営を行う太陽光発電投資よりも低くなるものの、5%前後の水準。国の制度に裏打ちされた安定した収益を上げることができます。
太陽光発電所の運営を事業主として主体的にやってみたい、企業の節税対策や非常用電源の確保にも使いたいという場合は、太陽光発電投資がおすすめです。
太陽光発電投資のご相談は、福島のアースコムまでお気軽にどうぞ!