2023.12.04
コインランドリー投資で節税!仕組みや成功させるポイントも解説
こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。
企業の節税対策の一つとして「コインランドリー投資」というものがあります。
実はコインランドリー投資は、大きな損金を計上したい企業様におすすめの投資なんです。
コインランドリー投資の仕組みやリスク、成功の条件についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
アースコムでは太陽光発電投資を扱っていますが、コインランドリー投資と太陽光発電投資を比較したメリットについても解説しますね!
目次
節税に有効な「コインランドリー投資」とは?他の投資との比較点
コインランドリー投資とは、コインランドリー経営にかかった初期費用を即時償却することで、大きな損金を出す節税方法のことです。
初期費用の約70%が即時償却できるため、毎年数千万の利益が発生している企業様や、一時的に大きな利益が出てしまって節税を考えている企業様に向いている投資法と言えます。
では、企業の節税対策としてよく検討される、不動産投資や太陽光発電投資とも比較していきましょう。
コインランドリー投資と不動産投資の比較
不動産投資は、空室が出ると利益が出ません。
また、空室を出さないようにするために、リフォームを行うなどの管理が必要になります。
建物が老朽化すれば修繕費も多くかかるようになり、空室で収益が落ちる可能性は高いのに、収益は上がりにくくなることが考えられます。
コインランドリー投資は利用者数にはよりますが、立地の条件などが大きく外れていなければ全く収益が出ないということはあり得ず、確実に収益を上げることができます。
日本の人口は減少傾向にあるため不動産投資の空室リスクは高まると考えられますが、コインランドリーは共働き家庭の増加やアレルギー対策、布団も洗えるなどのコインランドリーの性能の向上により、ニーズは高いです。
故障時の修理費用も不動産投資に比べると低額で済むため、リスクの低い投資商品と言えるでしょう。
コインランドリー投資と太陽光発電投資の比較
太陽光発電は日中、晴れた日に収益を生むのが特色ですが、コインランドリー投資は24時間いつでも売り上げがあります。
雨の日は特に売り上げが伸びますが、晴れている日でもコインランドリーを使う人は意外と多いもの。
太陽光発電投資に比べ、天候に左右されにくいというのはメリットでしょう。
ただ、太陽光発電投資は天候も考慮した上での年間発電量が予測できるのに対し、コインランドリー投資は収益の予測が立てにくいという面があります。
こちらについては、後ほどコインランドリー投資を成功させるポイントについて解説しますので、工夫次第で売上は伸ばせるということを頭に入れておいてくださいね。
コインランドリー投資で大きく節税できる仕組みを解説!
コインランドリー投資で節税できる仕組みはいくつかあります。
「一般動産」として評価されることによる節税効果
コインランドリー投資では時価評価が節税につながります。
不動産投資の場合、資産は「不動産」そのものです。
地価や路線価などが影響し、時価はそのときの相場で決定します。
コインランドリー投資の場合は借地に建てることが多いため、資産評価対象は設備になります。
設備は「一般動産」として評価されて毎年減価償却するため、年々資産価値は低下します。
資産価値が減少するため、それにかかる税金も抑えられ、不動産投資に比べると節税効果が高くなるという仕組みです。
中小企業投資促進税制を利用することによる節税効果
中小企業投資促進税制を利用して、即時償却を行うことで節税ができます。
中小企業投資促進税制は、中小企業が設備投資を行う際に優遇が受けられる制度です。
コインランドリーの設備では、投資金額の約70%が即時償却可能となるため、大きな節税効果が得られます。
制度を利用できるのは青色申告をしている企業で、平成10年6月1日から令和7年3月31日までに設備を取得した場合となっています。
また、以下のいずれかの条件も満たす必要があります。
- 資本金(出資金)の額が1億円以下の法人
- 資本金もしくは出資金を有しない法人のうちフルタイムの従業員が1,000人以下の法人
- 従業員が1,000人以下の個人事業主
上記の条件を満たしていても「他の大企業が株式・出資金の2/3以上を握って」おり「過去3年間の売上の平均が15億円以上」の企業の場合は対象外です。
コインランドリー投資のリスクとは?成功する条件はこれ!
コインランドリー投資にはデメリットやリスクもあります。
対策を取っておけば対応可能なものもあるので、事前に考慮しておきましょう。
デメリットやリスクとなり得る点、コインランドリー投資を成功されるポイントをご紹介します。
コインランドリー投資のデメリットやリスク
コインランドリー投資では、主にコスト面でデメリットやリスクが挙げられます。
初期費用がかかる
太陽光発電投資(低圧)の初期費用は1,500万円程度からなのに対し、コインランドリー投資は4,000万円程度かかります。
そのため、まとまった費用がない場合は投資案件には向きません。
初年度の節税効果が70%程度と非常に高いので、毎年数千万円以上の利益が出ている企業様や、一時的に大きく利益を上げられた企業様におすすめです。
ランニングコストがかかる
洗剤や水道代などがかかる他、清掃や管理を行うスタッフの人件費など、ランニングコストがかかります。
また、防犯をするため防犯カメラの設置も必要なケースがあります。
定期的な機械メンテナンスも必要なので、点検代や整備代といった費用もかかってきます。
ただし、これらはどれも良いコインランドリー経営には欠かせないものです。
デメリットではなく、コインランドリーの売り上げを伸ばすための必要経費ととらえることもできるでしょう。
コインランドリー投資で経営を成功させるポイント
コインランドリー投資では、ただコインランドリーを建てるだけで必ずしも大きな利益が出るとは限りません。
売り上げを伸ばすために押さえておきたいポイントがあります。
①成功するコインランドリーの場所の条件
- 商業施設内の駐車場敷地内にある
- 駐車場から入り口までの距離が短い
- 大きな通り沿いなど人目につきやすい場所にある
- 競合他社がいない
商業施設の駐車場内に設置できれば、コインランドリーを利用している間に買い物をすることができるため利用しやすくなります。
また、同じ駐車場内に複数のコインランドリーを設置するとは考えにくいため、競合他社との競争もありません。
そして、商業施設の駐車場内のコインランドリーは「人目につきやすい」という条件にもマッチしています。
ただし、目につきやすい場所にあると注目を集めやすい反面、洗濯物はあまり見られたくないもの。
駐車場はコインランドリーの出入口に面するようにしましょう。
プライバシーを守る目的のほか、雨の日にも乾いた洗濯物を濡らしにくく、布団などの大物を運ぶときにも便利です。
街中ではなく郊外に設置をする場合は、ファミリー層がターゲットとなります。
利用人口が多く見込めることを前提とし、広い駐車場を確保することや、布団洗い可能な大型の洗濯機が設置できる土地であることも成功のポイントです。
②成功する経営のポイント
- 清潔に保たれていること
- 安心感があること
- さまざまな支払いに対応していること
- ポイントなどの割引があること
コインランドリーは清潔であることは絶対条件です。
また、忘れ物のチェックも欠かせません。
こまめに清掃に入り、きれいな状態を保つことが大切です。
24時間オープンが基本のコインランドリーでは防犯面も重要!
大きなガラス張りの店舗にする、防犯カメラやカメラモニターを設置するなど、誰でもいつでも安心して利用できる店舗を目指しましょう。
コインランドリーと言えば100円硬貨を使うものというイメージがありますが、最近では電子マネーやカードの普及により、現金はあまり持ち歩かないという方も増えてきました。
支払い方法を複数提供すると、さまざまな客層のニーズに応えることができます。
リピーターを増やす取り組みとしては、割引のあるプリペイドカードやポイントを付けるのも有効です。
ターゲットとなる客層を見極め、それに即したサービスを提供することがコインランドリー経営の成功のポイントです。
節税効果が高いコインランドリー投資はポイントを押さえて収益UP!
コインランドリー投資は、初期費用を即時償却することで大きな損金を出すことができ、大きな節税効果が得られます。
初期費用は4,000万円からと高額ですが、初期費用の約70%が即時償却できるため、毎年数千万の利益が発生している企業様や、一時的に大きな利益が出てしまって節税を考えている企業様に向いている投資方法と言えます。
節税効果が高いだけでなく収益を上げてくれる資産としても期待でき、経営のポイントをおさえれば高い収益が期待できます。
節税対策には、比較でご紹介した太陽光投資発電という方法もあります。
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