2023.11.30
クリーンエネルギーとは?太陽光パネル導入がおすすめな理由もご紹介
こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。
地球温暖化対策としてクリーンエネルギーが注目されています。
クリーンエネルギーとは、CO₂などの温室効果ガスを出さない、または排出量が非常に少ないエネルギーのことです。
明確な定義はないものの、私たちの環境に対して負荷が少ないエネルギー源といえるでしょう。
太陽光発電をはじめとするクリーンエネルギーについてその定義や、必要とされている理由などについて解説していきます。
目次
クリーンエネルギーとは?定義を解説!
冒頭でお伝えしたように、クリーンエネルギーについては明確な定義はありません。
持続可能な開発目標であるSDGsの目標7では、「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」とあり、英語では「Clean Energy」と表記されています。
「Clean(クリーン)」は日本語で清潔、きれいと訳され、クリーンエネルギーは、温室効果ガスを出さない、排出物を出さないきれいなエネルギーと考えて良いでしょう。
再生可能エネルギーとの違い
同じような言葉に再生可能エネルギーがあります。
再生可能エネルギーは、エネルギー供給構造高度化法という法律の中で「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの」と定義されています。
政令では、太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・大気中の熱そのほか、自然界に存在する熱・バイオマスと定められています。
SDGsの目標7でも再生可能エネルギーの利用が推進されており、再生可能エネルギーはクリーンエネルギーに含まれると考えて良いでしょう。
クリーンエネルギーの課題
クリーンエネルギーは、温室効果ガスを出さず永続的なエネルギー源として有効ですが、以下のような課題があります。
- 発電コストが割高
- 供給が安定しない
それぞれ確認していきましょう。
発電コストが割高
太陽光発電や風力、地熱などを利用するためには、発電設備の建設や保守などのコストがかかります。
設備投資や発電効率の問題で、化石燃料にくらべて発電コストが高いことが課題となっています。
しかしながらこれらのコストは、技術の進歩や大規模な導入などで低下していくと考えられています。
供給が安定しない
太陽光発電では、日照時間により発電量が左右されることや、風力発電については風がない場合発電されないなど、安定供給には課題があります。
天候等の影響で発電できなかったり発電量が落ちてしまったりするときには、ストックした電力を使用できる技術など今後の研究での克服が必要です。
SDGsではクリーンエネルギーとして太陽光発電を推進しています。
詳しくはこちらのコラムで解説していますので参考にしてみてくださいね。
太陽光をはじめとするクリーンエネルギーの種類をご紹介!
クリーンエネルギーは、主に次の5つの発電方法から生み出されます。
- 太陽光発電
- 風力発電
- 水力発電
- 地熱発電
- バイオマス発電
それぞれの特徴を紹介します。
太陽光発電
太陽光発電は、太陽光をソーラーパネルで受け止め発電する方法です。
自宅の屋根にソーラーパネルを設置したり、空き地を使って発電ができるなど、ほかの発電方法にくらべて、比較的手軽にスタートできるメリットがあります。
現在、多くの家庭や企業で利用が進んでおり、エネルギーの自給自足や売電などにも利用されています。
風力発電
海上や海岸、山の上など風が強い場所に大型の風車を設置し、回転させることで発電する方法です。
発電効率が高いことが特徴ですが、騒音が発生する、景観を損ねるなどの課題もあります。
また、設置には広い土地が必要です。
水力発電
高低差を利用して、水の流れる力でタービンを回して発電します。
山が多く水資源に恵まれた日本に向いている発電方法ではありますが、ダム建設が必要などコスト回収までに時間がかかることが課題です。
地熱発電
地下深くの地熱エネルギーを使って蒸気を発生させ、タービンを回すことで発電する方法です。
火山活動が盛んな日本に最適な発電方法ですが、場所の選定や、発電所の設備コストが非常に高いのが課題です。
バイオマス発電
木材から出るおがくず、木くずや生ゴミ、家畜の排泄物などを、発酵または燃焼させるときに出るエネルギーを利用して発電する方法です。
バイオマスとは、生物を表す「バイオ」と、まとまった量を意味する「マス」を合成してつくられた言葉です。
廃棄物の再利用ができるなどメリットがありますが、原料となるバイオマスの加工・輸送などにコストがかかります。
クリーンエネルギーを導入するなら太陽光パネル設置がおすすめ
いくつかのクリーンエネルギーを紹介してきましたが、その中でも家庭や企業で比較的簡単に導入できる発電方法としては、太陽光発電がおすすめです。
太陽光発電・太陽光パネルを設置するメリットとして以下の3点があげられます。
- 自宅の屋根や空いた土地を活用できる
- 電気代を節約できる
- 売電収入を得ることができる
それぞれ紹介していきましょう。
自宅の屋根や空いた土地を活用できる
太陽光パネルの設置により、自宅の屋根や空いている土地を有効活用できます。
現在使っていない農地などを転用することで、空き地から収入を得ることも可能です。
電気代を節約できる
太陽光発電を導入することで、家庭の電気をまかなうことができます。
また、企業であれば店舗やビルの屋根を利用して太陽光パネルを設置することで電力コストを削減することも可能です。
売買収入を得ることができる
発電で余った電気は、電力会社に買い取ってもらえます。
この買取の仕組みは「FIT制度(固定価格買取制度)」と呼ばれるもので、再生可能エネルギーで発電した電力を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束する制度です。
このようなことから、環境にも優しいクリーンエネルギーを導入するのであれば、太陽光パネルの設置をおすすめできるのです。
アースコムでは、太陽光発電の投資ソリューションを土地の仕入れから発電所稼働後のメンテナンスまで、ワンストップでご提供しています。
興味のある方は、ぜひご相談ください。
地球温暖化対策としてクリーンエネルギー導入は太陽光を選択肢に
クリーンエネルギーは、CO₂などの温室効果ガスを出さない発電方法のことを指し、地球温暖化が問題となっている現在、SDGsの取り組みとしても進められているエネルギー源です。
クリーンエネルギーは、再生可能エネルギーも含め、さまざまな発電方法がありますが、一般家庭や企業で導入しやすい発電方法としては、太陽光発電があげられます。
風力や水力、地熱やバイオマス発電と違い、比較的低コストで一般家庭の屋根や、空き地などに設置できるのが太陽光パネルです。
太陽光パネル設置は、屋根や空き地の活用だけでなく、電気代の節約や売電による収入にもつながるなどメリットも多い取り組みです。
地球温暖化対策としてクリーンエネルギーが注目されている現在、土地活用や売電収入が可能な太陽光パネル設置を検討してみましょう。
アースコムでは、SDGsへの取り組みとして、再生可能エネルギーを利用する太陽光発電投資・環境事業投資をサポートしています。
お気軽にご相談ください!