2024.07.20
太陽光発電所の安全を守る!スーパーダイマの特徴と導入事例を解説
こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。
近年、太陽光発電所の防犯対策の重要性が増しています。
広大な敷地を有するため、盗難や破壊行為のリスクが高まり、効果的な防犯対策が求められているのが現状です。
そこで、今回は「スーパーダイマ」を用いた太陽光発電所の防犯対策をご紹介します。
特徴や導入事例も含めて解説していきましょう。
目次
スーパーダイマの特徴
スーパーダイマは、亜鉛にアルミニウム(11%)、マグネシウム(3%)、シリコン(0.2%)を添加した合金めっき鋼板のことを指します。主な使用用途としては 鉄道・道路用部材や足場板などの仮設資材、そしてケーブルラックとしても使用することができます。
次にこのスーパーダイマの特徴を説明します。
優れた耐食性
めっき成分中のアルミニウム、マグネシウム、シリコンのため高い耐食性を発揮することが最大の特徴です。
通常の亜鉛めっき鋼板に比べて10倍以上の耐食性を誇り、塩害や酸性雨などの厳しい環境条件下でも長期間使用が可能です。
加工の難しさ
スーパーダイマはその硬度と耐食性から加工が難しいことが知られています。
特に曲げや溶接などの加工工程では高度な技術と専用の機材が必要です。
スーパーダイマを活用した太陽光発電所の防犯対策
スーパーダイマは、太陽光発電所の防犯対策として以下のように活用されています。
機器収納ボックスの保護
発電設備や電力変換装置などの機器を収納するボックスにスーパーダイマを使用することで、機器の防護だけでなく長期間の防錆効果も期待できます。
これにより、盗難や破壊行為から機器を守り、厳しい環境下でも長期間にわたり保護されます。
ただし、加工の難しさから導入には高度な技術と専用の設備が必要です。
金属加工の匠の技術と試行錯誤
スーパーダイマの加工には高度な技術が必要ですが、多くの金属加工の職人たちが工夫と努力を重ねて、この課題を克服してきました。
彼らの技術と知恵によって、スーパーダイマの特性を最大限に活かし、実用化に成功しています。
この成果は、職人たちの技術と粘り強い努力に対して、尊敬の念を持つに値します。
スーパーダイマがもたらす太陽光発電所の安心
スーパーダイマは、その優れた耐食性から、太陽光発電所の防犯対策に非常に適した材料です。
機器収納ボックスなどの用途で使用することで、発電所全体の防護が強化され、長期間にわたって安定した運用が可能となります。
太陽光発電所の防犯対策を検討している方は、スーパーダイマの導入をぜひ考えてみてください。
当社でも福島県を中心に太陽光発電所のケーブルをカバーする為のスーパーダイマを用いた防犯対策を検討しています。
少しでもご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。