2023.12.05

外貨両替機投資のメリットとは?そのや収支や利回りも解説!

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こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。

 

外貨両替機を置き、両替手数料で収益を得る「外貨両替機投資」というものがあります。

 

日本における外貨両替機設置数はさほど多くないのに、日本ではまだまだ現金を使う場面は多いため、外国人旅行者にとって外貨両替機の存在は重要です。

 

今回は外貨両替機投資の内容や利回り、メリット・デメリットについて解説します。

米ドルと電卓とパスポート

 

 

外貨両替機投資とは?その需要やシステム

外貨両替機投資とは、外貨を日本のお金に両替する機械を設置して、その手数料を得る投資方法です。

 

日本でもキャッシュレス化が進んでいますが、まだまだ現金を使う場所は多く、カード不可といった店も多いのが現状です。

 

また「○○pay」のような呼称のバーコード決済も普及が進んでいるものの、あくまでも国内決済サービスとしての位置付けです。

中国人観光客が多いエリアでは、中国のキャッシュレス決済であるAlipayやWeChat Payが使えることも多いですが、日本全体で見るとごく一部。

 

外国人観光客が日本で不自由なく滞在するためには現金は欠かせません。

 

そんなインバウンド需要に焦点を絞ったのが、外貨両替機投資です。

 

外貨両替機投資のメリット・デメリットを詳しく!

外貨両替機投資のメリット・デメリットを詳しく解説します。

 

外貨両替機投資のメリット

  • 約0.25~1坪と省スペースで設置可能
  • 外国人観光客が多いエリアに設置できれば高い収益が上げられる
  • 設置後にエリアを移動することができる
  • 設置後の保守管理は委託できるので手間が少ない
  • 施工費や人件費がかからない
  • 節税効果がある

 

同じく設置型投資のコインランドリー投資は設置に15~20坪を必要とするのに比べ、外貨両替機投資はかなり省スペースで行えることが大きなメリットです。

コンビニや宅配業者、質屋などの小売店舗の一部を間借りして設置することができます。

 

外国人観光客が多く、なおかつ現金が必要なエリアに設置できれば、高い収益が見込めます。

万が一、設置にエリアミスがあっても、機械は移動可能なので別の場所で再スタートを切ることもできます。

設置すれば管理は外部委託ができるため、副業にぴったりの投資法と言えるでしょう。

 

外貨両替機は動産になるので、年間40%計3年にわたって減価償却が可能です。

本業で収益が上がり過ぎた場合に、節税対策として利用できます。

 

 

外貨両替機投資のデメリット

  • インバウンド需要に依存している
  • 主要な設置エリアはすでに埋まっている可能性が高い
  • キャッシュレス化が進めば需要がなくなる
  • ニーズを確実につかむ必要がある

 

外貨両替機を使うのはもちろん「外国人」です。

外国人が来なければ一切必要のない機械なので、そもそも外国人観光客が少ないエリアへの設置は向きません。

また、現在の新型コロナウイルスによる海外からの旅行者減などのように、インバウンド需要の著しい落ち込みが起これば、外貨両替機投資は大損失です。

 

外国人観光客が多く訪れる主要なエリアには、すでに外貨両替機は設置されているため、ニッチな市場の奪い合いとなることが予想されます。

取り扱う外貨の選定も重要になってくるでしょう。

 

 

外貨両替機投資の実際の収支や利回りはどのくらい?

外貨自動両替機

外貨両替機投資にかかる費用や、収支の目安についてみていきましょう。

 

設置にかかる費用目安としては以下の2つです。

  • 機械本体の費用…約5,400,000円
  • 外貨準備金…約5,000,000円

 

以上合わせて10,400,000円がまずはじめにかかる費用として想定されます。

このうち5,000,000円は事業終了時に返却されます。

なお、外貨両替機投資を提供する業者は一つではないため、設置費用にはばらつきはあるでしょう。

 

収支の目安として、一日当たり15人が20,000円の両替を行うと仮定します。

20,000円×15人で1日の両替金額は300,000円、ひと月30日で計算すると9,000,000円です。

両替手数料を7%とした場合、売り上げは630,000円。

 

ひと月あたりの支出は以下のようなものがあります。

  • 設置費用(土地代)…20,000円前後
  • 外貨を円に両替する手数料…2%前後(420,000円のとき8,400円)
  • 保守管理費…50,000円前後

 

すべて合わせると78,400円の支出です。

630,000円-78,400円=551,600円がひと月の収益となります。

 

年間の収益は6,619,200円となり、利回りは約63%です。

 

上手くいけば非常に利回りが高い投資法と言えますが、社会情勢が大きな影響を与える投資法ですので、分散投資をしてリスクヘッジをすることが必要でしょう。

 

 

外貨両替機投資はインバウンド需要が見込めれば成功

外貨両替機投資は現金が必要とされる日本では外国人観光客にとって欠かせないツールです。

インバウンド需要が高まる中、外貨両替機投資は新たな投資方法として注目を集めています。

外貨両替機を設置し、両替手数料で儲けるという簡単な仕組みです。

設置面積が狭くて済み、店舗内に設置することもできます。

 

利回りが高いのでインバウンド需要が見込めれば大きな利益が上げられるのがメリットの一つ。

保守管理は委託できるので手間がかからず、人件費も発生しません。企業の節税対策としても使うことができます。

 

デメリットはメリットの裏返しで、インバウンド需要が無ければ大きな損失を出すというところです。

 

また、すでに需要が高いエリアは押さえられている可能性があるので、ニーズをきちんと見極められるかも鍵となるでしょう。

 

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この記事を書いた人

堀口優人 マーケティング部

広報担当として、太陽光発電所の物件情報、節税や償却などの専門知識を発信。より良いサービスを提供できるよう市場調査にも注力している。

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