2023.12.05

太陽光発電投資は土地ありが有利!? 土地活用のメリットデメリット

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こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。

 

空いている土地の活用におすすめなのが、実は太陽光発電投資。

太陽光発電に向いている土地もあるので、条件に合う土地をお持ちの方はぜひご検討いただきたいところです。

 

今回は太陽光発電が土地活用におすすめな理由や、太陽光発電に向いている土地の条件などをご紹介。

投資のリスクが心配という方のために、太陽光発電のメリット・デメリットについてもお話します!

空き地

 

 

太陽光発電投資は土地ありが有利!土地活用におすすめの理由

持っている土地があるなら、そのままにしておくのはもったいないです。

土地活用として太陽光発電を行うメリットを紹介します。

 

長期的に安定した収入が得られる

太陽光発電投資では、固定価格買取制度(FIT制度)により、10kW以上の太陽光発電では20年間、固定価格で電力会社が電力を買い取ってくれます。

発電量は日照条件などからシミュレーションでき、電力買取価格が固定されているので、投資開始から20年後までの収益の見通しが立てやすいのです。

 

 

メンテナンス費が安い

太陽光発電は除草作業やパネルの清掃、設備の点検など、定期的にメンテナンスが必要です。

「メンテナンスフリー」ではありませんが、不動産投資でリフォームや修繕にかかるコストに比べると安く、その差は歴然です。

 

 

郊外の土地でも有利になる

不動産投資の場合は、空室リスクを抑えるために人口が多い地域を選ぶ必要がありますが、太陽光発電ではその心配がいりません。

むしろ、郊外の土地の方が周りに日光を遮る建物が少なくて発電に向いていたり、土地の固定資産税も抑えられたりと、郊外であることが有利に働きます。

 

 

他の投資より初期費用が抑えられる

不動産投資に比べると初期費用が安く済みます。

土地はすでにあるため、設備費用だけで済むのでさらにお得に。

太陽光発電設備の相場は、1kWあたり30~40万円前後。

10~50 kW未満の容量なら、数百万円から一千万円台が目安です。

高いと感じられる方もいらっしゃるのは事実ですが、マンションやアパートの建設費用と比べると低価格で、約10年前後で初期費用を回収できるといわれています。

 

土地活用での太陽光発電投資にデメリットもある?

空いている土地はあるものの、太陽光発電投資に踏み切れないという方もいらっしゃるでしょう。

メリットの多い太陽光発電ですが、投資なので、もちろんデメリットになり得る部分もあります。

 

以下のリスクやデメリットを理解したうえで検討しましょう。

 

土地によっては設備設置が難しいケースもある

地盤が緩い、農地転用できないなどの理由で、発電所の設置ができないことがあります。

また、車も入れないような僻地も難しいでしょう。

 

設備設置が可能だとしても、地盤改良や木の伐採、砂利敷き、コンクリート施工など、土地に合わせた初期工事で費用がかさんでしまうこともあります。

 

 

短期で多額の収益を出すのが難しい

太陽光発電投資ではFIT制度の20年間のうち、初期費用を最初の10年で回収し、残りの10年で収益を上げます。

そのため、長期運用を目的としていない場合には向きません。

その代わり、太陽光発電設備の寿命は20~30年と長いため、FIT制度終了後も電力会社と新たな契約を結んで売電収入を得たり、自家消費に回したりすることが可能です。

長期にわたり、安定した利益を生み出すことができます。

 

 

農地転用の手間がかかる

地目が「田」や「畑」になっている場合、そのままでは太陽光発電設備は建てられません。

農地転用をして、設備設置可能な地目に変更しなければいけませんが、時間と手間がかかるのがネックです。

 

 

太陽光発電投資に向いている土地の特徴とは?

ソーラーパネル

太陽光発電投資で収益を上げるコツは「発電量を増やすこと」。

発電量を増やすためには、太陽光発電に向いている土地を選ぶことが大切です。

 

所有している土地が条件に当てはまるか、チェックしてみましょう。

可能であれば土地が太陽光発電に向いているかどうか、専門業者にしっかりと事前調査してもらうのが1番です。

 

日当たりが良い

周りに高い建物が無い平地や、南向きの斜面など、パネルに日光がよく当たる土地は太陽光発電におすすめです。

ただし、斜面の場合は架台の設置で追加工事が増えて費用がかさむこともあるので、収益と初期費用のバランスを考えて設置する必要があります。

 

 

近くに電柱がある

発電した電気は送電線で送る必要があるため、電柱が必須です。

電柱が近くに無くても発電所は設置できますが、電柱を自費で準備しなければなりません。電柱は1本あたり約15万円、変圧器なども揃えると200万円ほどかかってしまいます。

 

 

パネルがきれいに保てる環境である

ソーラーパネルが汚れていると発電量が落ちてしまいます。

パネルを汚す原因になるのは、砂埃や火山灰、鳥のフン、落ち葉、野焼きの灰など、実にさまざまです。

軽い汚れであれば雨で流れ落ちますが、たくさんの落ち葉がパネルの上にあったとしたら、雨ですべて流れ落ちるのは難しいかもしれません。

木がたくさんあると、それ自体が影になってしまいますし、鳥もたくさんくるのでフンの心配があります。

周辺にはあまり木々が無い方が、太陽光発電向きです。

 

 

太陽光発電投資は土地ありだと初期費用が安く済む

郊外の広い土地は、まさに太陽光発電向き!

固定資産税も抑えられ、不動産投資のような空室リスクもありません。

もし空いている土地があるなら、太陽光発電投資を検討してみてはいかがでしょうか?

 

太陽光発電投資は短期間でたくさん収益を上げることはできませんが、長期にわたって安定した収入を得ることができます。

メンテナンスも、その他の投資に比べると費用はかかりにくいといったメリットがあります。

日当たりが良いなど、太陽光発電にとって好条件が揃っているのであれば、太陽光発電投資は大変おすすめです。

 

土地がないときは、土地付きの太陽光発電投資物件で投資を行うのもアリです!

私たちアースコムへお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

堀口優人 マーケティング部

広報担当として、太陽光発電所の物件情報、節税や償却などの専門知識を発信。より良いサービスを提供できるよう市場調査にも注力している。

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