2020.06.29

太陽光発電の除草費用の目安は?少しでも安く抑える方法も

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こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの遠藤です。

 

野立ての太陽光発電の場合、悩むのが雑草対策です。

野立ての太陽光発電は日当たりが良いため、雑草もとてもよく育ちます。

雑草を放っておくと発電量に影響を与えるばかりか、設備の故障や火事につながることもあるので、雑草対策は必須です!

 

今回は太陽光発電における除草の方法や費用の目安、安く抑えるアイデアについてご紹介します。

雑草と太陽光パネル

 

 

太陽光発電は除草が重要!方法ごとの費用目安

太陽光発電において、除草をしないことで起こる影響はたくさんあります。

まずひとつは、発電量の低下です。

 

ソーラーパネルは少しの影ができるだけでも発電量が落ちてしまいます。

最悪のケースとして、パネルの上にまで雑草が顔を出しているような場合は、たとえ雑草が1本でも発電量が3分の1まで落ち込んでしまう可能性も。

 

さらに、影になった部分は「ホットスポット」という熱を帯びた状態になり、パネルの故障につながります。

 

影響を与えるのは影ばかりではありません。

パネルの下に生える雑草もパネルの故障につながります。

 

パネルの裏面はバックシートという樹脂シートが貼られており、バックシートは衝撃や圧力に弱いためパネルの裏側からでも内部に傷を付け、故障を引き起こしてしまうのです。

特に竹や笹など硬く尖っている植物は、バックシートごと突き破ってしまう可能性もあるので注意が必要です。

 

太陽光発電にとって除草は必要不可欠! 除草方法と費用目安をご紹介します。

 

草むしり、草刈り

草むしりは誰にでもでき、自分ですれば費用もかかりません。

また、しっかりと根まで掘り起こせば、除草効果は高まります。

 

草刈り機を使って行う方法であれば、広範囲の草を刈ることができます。

 

専門のメンテナンス業者に依頼すると、1㎡あたり200円~300円。

草の処分費用は1㎡あたり200円程度です。

 

除草剤

除草剤は生えている雑草を枯らすものと、これから生えてくる草の生育を抑制するものがあります。

 

除草剤の費用は1㎡あたり100円~200円程度です。

永久に効果が続くものではないので、定期的に除草剤を散布する必要があります。

 

防草シート

シートを土に直接敷くことで日光が当たるのを防ぎ、草の生育を抑えます。

防草効果は非常に高いですが、質の悪いシートだと2~3年で破れてしまったり、張り方が悪いとシートとシートのすき間から草が生えてきてしまったりします。

 

また、時間とともに風などでシート上に土は載ってしまうため、上手く敷いても草が生えてきてしまう可能性は少なからずあるでしょう。

 

シートの費用は1㎡あたり400円から2,000円程度と幅があります。

効果を長持ちさせたいときは、少し高いシートを選ぶのがおすすめです。

 

砂利

砂利を敷くだけでも防草効果は高まります。

 

砂利の費用は石の種類や大きさ、施工費によって異なりますが、1㎡あたり1,500円~6,000円程度です。

砂利は長期間敷いておくと土と混じったり、雨で流出したりするため、砂利を追加する必要が出てくることもあります。

 

コンクリート

防草効果がとても高く手入れが不要な方法は、コンクリートで固めてしまうことです。

ただし費用は1㎡あたり5,000円~10,000円程度と高額。

 

また、土地を整えなければいけない場合は、別途費用がかかることもあります。

 

架台を高くする

パネルを載せる架台を1~1.5mにして、雑草の影響を受けにくくする方法です。

エリアによっては除草を数年に1回の頻度にすることもできます。

 

費用は、通常のパネル設置とほとんど変わらないケースが増えています。

 

 

太陽光発電の除草費用を少しでも削減する方法

コストダウンのイメージ

雑草問題はずっとつきまとうため、対策にかかる費用も固定価格買取期間の20年間の累計で考えると膨大な額になります。

 

削減するには「自力で行う」が最も有力な手段です。

草むしりは自分で行えばタダです。

草刈り機は1~3万円ほどで購入でき、草刈り機に使う燃料代と刈り取った草の処分代、発電施設までの交通費などで済みます。

 

除草剤の散布、防草シートの施工、砂利敷きも、自分ですれば材料費のみです。

コンクリートはちょっと難しいかもしれませんが、できないこともありません。

 

ただし、共通するデメリットとしては「労力がかかる」「時間がかかる」「トラブルの元になる可能性がある」ということが挙げられます。

これらのデメリットについて注意して行うために、次で詳しく解説していきます!

 

 

太陽光発電の除草を行う際の注意点は?

太陽光発電の除草を自分で行う際には、気を付けておかないと、除草代よりも高い代償を払う可能性もあります。

以下の点に注意して、リスクや状況を確認したうえで進めましょう。

 

除草を素人が行う危険性もある

草刈り機は地面にある石が草刈り機の刃に当たって飛んでしまい、パネルを破損する可能性があります。

小さな石でも草刈り機に当たると大きな威力になります。

 

また、草刈り機でケーブルを切断してしまう危険性も。

ケーブルは盗難もあるほど高価なものです。

ケーブルを切断してしまった場合、ケーブル代金に加えて工事代がかかります。

工事までの期間は発電ができないので、発電量の損失も生まれます。

 

さらに、ケーブルの切断は感電の恐れもあるため非常に危険です。

草刈りはシルバー人材センターなどに安価で依頼することもできますが、専門の方ではないので「絶対に安心」とは言い切れないところです。

 

除草剤は草の種類が異なると効きません。

また、周りに井戸や農地があるとトラブルの元になることも。

斜面にある発電所に液状の除草剤を撒くと流出してしまい、除草効果が得られないばかりか近隣に迷惑をかけるなど、除草剤の種類や適切な散布方法の知識がないと危険を伴うことがあります。

 

貸借契約の場合は原状回復が必要なことも

太陽光発電の土地を貸借契約している場合、契約期間終了後は更地に戻すことが求められるケースもあります。

 

コンクリートを施工してしまうと原状回復が難しかったり、処分費用がかかり過ぎたりしてしまいます。

砂利は、長く使っているうちに土と混ざり合ってしまい、全てを取り出すのが難しくなります。

 

賃借の場合は契約事項を必ず確認し、原状回復可能な対策を取る必要があります。

 

 

太陽光発電の除草にかかる費用は必要経費!適切な方法で行いましょう

太陽光発電では、発電量を安定させるために、影を作ってしまう雑草の対策は必須です。

雑草がパネルの裏側に損傷を与えて故障につながることもあります。

 

除草の方法には、草刈り機での処理や除草剤の散布、防草シートの施工、砂利敷き、コンクリート施工、高足型架台の設置などがあります。

費用や除草の頻度、貸借の場合は契約内容などを確認したうえで、状況に合った雑草対策を行ってくださいね。

 

除草費用は節約することもできますが、危険性を伴い、逆に損害を被ることもあるため注意して進めましょう。

 

私たちアースコムでは、除草を含めたメンテナンスパックもご用意しております!

自社での対応が難しかったり不安な場合は、プロに任せることも検討してみてくださいね。

メンテナンス

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