2021.06.11
太陽光発電投資に向いている人は?他の投資が向いている場合もある?
こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。
将来的な資産拡大を目指して投資先を探している場合、投資の中でも安定収入が見込みやすい太陽光発電による売電収益は魅力があります。
しかし、初期費用が1,000万円以上かかることや継続的なメンテナンスの必要性などを考えると、そう簡単に手を出せるものでもないかもしれません。
そこで今回は、太陽光発電投資が向いている人の特徴を投資目的や条件別に解説!
太陽光発電投資が向いていない場合の選択肢としてどのような投資があるのかも、それぞれの特徴を踏まえながら解説していきます。
目次
太陽光発電投資に向いている人のタイプとは?
初心者でも始めやすいと言われている、太陽光発電投資。
向いている人の特徴として、以下の点が挙げられます。
投資を行うのが初めてな人
太陽光発電投資は学習にかかる費用や時間、経験などがほとんど不要で始められるため、初めて投資を行うサラリーマンの方にも適していると言えます。
サラリーマンの方におすすめな理由として、さらに詳しいお話は下記の記事でもお伝えしています。
太陽光発電投資はサラリーマンにおすすめ!理由やポイントを解説
太陽光発電は経済産業省の資源エネルギー庁が中心で動き、官民協力して行われているため、FIT(固定価格買取)制度や一般家屋への設置などに対する補助金制度などの優遇もあります。
また、二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギー生産が可能なことから、世界中で推奨されている発電方式という意味で今後増えていく見込みが十分あり、環境配慮の観点でも優れた投資と言えます。
ただし、初心者からすぐに始められると言っても、会社選びは十分に検討しなくてはなりません。
会社ごとの違いや設置後のメンテナンスの種類を含めたランニングコスト、補償内容などはしっかり確認して検討しましょう。
管理に手間をかけたくない人
太陽光発電投資は、不動産投資のように入居者個人を相手に契約したり、株式投資のように、会社について詳しく調べて業績見込みなどを踏まえた分析などをする必要がありません。
最初の段階でしっかりと発電所選びができれば、後はシミュレーションによってある程度算出できる売電量に近い収益の見込みが予測できます。
不動産では管理会社が中間に入っても、契約書以外の内容で入居トラブルがある場合は、その都度頭を悩ませることがあります。
一方で太陽光発電設備は、メンテナンス込みで取り扱われているケースが多いので、管理会社に一任も可能です。
管理内容は会社ごとに異なるため、メンテナンスの契約内容や土地の選定などは、方向性を確認しておけると良いですね。
安定したポートフォリオを持ちたい人
株式投資の個人参入が増えたことで、資産の組み合わせを意味する「ポートフォリオ」という言葉も一般化してきました。
安定した収入が得られやすいため、分散投資の新たな投資先として太陽光発電は向いていると言えます。
株式投資の場合は、投資先を分散するほど市場の値動きに近づくと言われていることから、分散投資が有効とされています。
株式市場以外の投資先として太陽光発電による売電を加えることにより、収益性の安定化が高まる可能性も十分あるでしょう。
太陽光発電投資に向いていないのは、どんな人?
太陽光発電は、長期的な安定収入以外の目的では向かない場合があります。
すぐに利益がほしい人
太陽光発電投資は初期費用として1,000~2,000万円程かかる分、毎年10%程度のリターンが見込まれますが、短期的なハイリターンは得られません。
実質、投資額を回収するには少なくとも10年程度は必要となるので、10年以上の長期計画が必要となります。
10年先、20年先を見越した投資となり、太陽光発電所を個人所有することにもなるので、計画性と資産保持の両面から長期的な計画として捉えている場合には、向いている投資法と言えます。
ローンを組むことに抵抗がある人
太陽光発電投資は前述の通り少なくとも1,000万円程度の初期費用が必要となり、分譲型太陽光発電では、土地・太陽光パネルなどを含んで50kW未満の低圧連系でも2,000万円程度必要となることが大半です。
土地を所有していれば初期費用は抑えられますが、土地を持たず投資先として始める場合、ローンを組まなければ資金を賄うのは難しいでしょう。
ローンを組みたくない場合、もしくは自営業などでローンの審査が通りにくい場合は適さないと言えます。
太陽光発電投資はこんな土地を所有する人にも向いている!
太陽光発電投資は、遊休農地など空いている土地を所有している人にも向いています。
家族間の相続や老後の移住目的などで土地を所有している場合にも、太陽光発電投資は、土地を活かす手段となります。
土地は、遊休地でも税金(固定資産税・都市計画税)などがかかりますが、使わず放置しておけば税金を徴収されるだけでしかありません。
管理が不足すればゴミの不法投棄などのリスクもあり、民家が近い土地の場合は雑草が伸びて近隣住民への迷惑となれば、トラブルに発展するリスクも。
そうした土地を太陽光発電投資に利用し、メンテナンスも含めて管理会社に一任すれば、税金を支払っても十分な収益となるだけでなく、定期的に土地の状態も確認して貰えるので管理にかかる費用と手間の面でのコストダウンにもなります。
山林も宅地や遊休農地と比べると税金が安いため放置されることも多いですが、エリアによっては、太陽光発電所を構えるのに最適な可能性もあるため、専門家に相談して試す価値は十分です。
また、工場跡地も太陽光発電所として活用できる可能性は多いにあります。
特に重工場などの跡地であれば基盤がしっかりしており、立地面でも問題ないと思います。
場合によっては土壌の問題などで宅地利用に不向きだとしても、太陽光発電ならそうしたリスクも問題なく転用可能です。
太陽光発電以外の投資が向いている場合とは?
太陽光発電以外で人気の投資には、以下のような特徴があります。
短期間で資産を拡げたい/分析や調査が好きなら株式投資
株式投資なら短期間で運用資産が拡大できるメリットがあります。
また、設備投資に多額の費用がかかる心配も無く、数万円という低資金から始めることも可能です。
ただし、ファンダメンタルズ分析のために会社のホームページや専門誌などを細かくチェックして、業績予想を立てるなど常に新しい情報を得ていかなくてはならないので、企業や業界について興味があったり、投資手法の勉強なども続けられるなら向いていると言えます。
その点、太陽光発電なら売電価格は、FIT制度によって認定を受けた年の価格を維持することができるので利益見通しが立てやすいだけでなく、実際に調査することと言えば、発電量をチェックする程度で済みます。
貸主の手腕により大きく利益を出すなら不動産投資
不動産投資も人気の投資の一つで家賃を自分で決定できるというメリットがありますが、大きなお金が毎月入ってくる分のリスクもそれ相応と言えます。
物件が老朽化してくれば、需要や賃料に影響してくるためリフォームを含めた設備のメンテナンス費用がかかります。
空き家になれば、ローンの支払いや固定資産税の支払いなどで赤字が目立つことになります。
不動産投資は、家賃を決めることで収益の拡大が可能な反面、予期せずやってくるトラブルへの対処などをカバーできる経験も必要となります。
太陽光発電投資なら買い取りの対象は、電力会社となるので、個人間でのトラブルも無くメンテナンスなども専門の管理会社が行ってくれるので、対処に追われる心配もありません。
少額から資産運用を始めてみたいなら投資信託
投資信託とは、プロのファンドマネージャーが何人もの投資家から集めた大きな資金を利用して、株式や債券などで投資・運用する金融商品のことです。
運用によって得られた利益は、預けた資金の大きさによって分配される仕組みとなっています。
投資信託のメリットは、大きな資金を動かせる実力のあるプロの投資家に任せることで、利益を伸ばせる可能性が高いことです。
少額から投資をスタートでき、販売会社によっては毎月少額の投資から始めることができる積立プランを用意しているところも。
ただし、幅広く株式や債券を購入できる反面、手数料など差し引いた利益は年間1~5%程度と高くないため、収益性を見込んだ投資としてではなく、銀行で受け取る利息より高いという点で判断するのが妥当です。
また、金融市場の影響を受けることで株価の暴落の影響も少なからずあるので、元本割れリスクも気をつけなくてはなりません。
その点、太陽光発電投資は、常に需要のある電力を対象としており、FIT制度によって売電価格も安定するため、初期投資はかかるものの長期的なリターンが期待できます。
太陽光発電投資に向いているのは初めての人や手間をかけたくない人!
太陽光発電投資は投資経験によってが左右するわけではなく、メンテナンスなどの手間は管理会社に一任することができるため、投資が初めての人や手間をかけたくない人に向いています。
また、遊休農地や工場跡地を所有しているなら、空いている土地を活かして副収入を得るための投資としておすすめです。
ただし、短期的に大きな利益を得たい場合やローンを組むことに抵抗がある場合は適さないかもしれません。
太陽光発電はFIT制度によって長期的な安定収入として所有するのが向いているため、投資目的と合うかどうかを確認しながら検討しましょう。
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