2021.06.17
不動産投資のリスクは?失敗を避ける対策やメリットもご紹介
こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。
不動産投資で気になるのは、そのリスクですよね。
成功すれば大きな利益が生まれる魅力的な投資法ですが、その反面リスクがあるのも事実です。
ただ、不動産投資が今もなお無くならないのは、それだけ魅力もあるということでもあります。
今回は不動産投資のリスクや不動産投資で失敗しないための対策、メリットについて解説します。
目次
不動産投資が不安に思われる原因、リスクや失敗を避ける対策とは
不動産投資に限らず、投資に対するイメージとして「不安」を挙げられる方は非常に多いです。
不安の理由としては「よく知らないから」という点が大きいと思います。
特に日本は金融に関する教育を受けておらず「貯めるのには預金がベスト!」と思われている方も多いでしょう。
日本は預金の金利が非常に高かった時代もあり、ある世代に限定すれば「預金一択」も正解ですが、年金2000万円問題などに代表されるように、国が「預金だけでは厳しいですよ、投資や個人年金で確保してくださいね」と言う時代になっています。
しかし、投資に対する知識不足から「失敗したら全財産を失う」「投資はギャンブルだ」といった誤解や不安が生まれてしまうのです。
不動産投資に対する漠然とした不安を減らすためには、しっかり学んで知識をつけることが大切です。
不動産投資で考えられるリスクと避けるための対策
不動産投資への不安を減らす第一歩として、不動産投資で考えられるリスクと、その対策をあわせてご紹介します。
①空室リスク
最も心配されるのが、居住者が見つからず家賃収入が得られない空室リスクです。
【対策】
- 物件探しの段階で需要が高い立地の不動産を探す
- 賃貸管理会社とサブリース契約を結び、空室時にも家賃収入が得られるようにする
②滞納リスク
家賃の払い忘れなどを含め、家賃が期日通りに入ってこないことがあります。
【対策】
- 保証会社を入れ、入居者の家賃滞納時にも保証会社から家賃が入るようにする
- 家賃回収を含め、適切に管理できる管理会社と契約をする
③天災、事故、火災が起こるリスク
台風や地震、浸水などの天災は自分では防ぐことができません。
【対策】
- 火災保険や地震保険に加入し、補償に備える
- 地震対策として、新耐震基準の物件を選ぶ
- ハザードマップや過去の災害事例から、地盤や浸水地域などを確認する
- 事故防止のため、建物管理を適切に行える管理会社を選ぶ
④金利が上昇するリスク
不動産購入時にローンを利用している場合、金利の上昇に伴う返済額アップが考えられます。
【対策】
- 変動金利ではなく固定金利を選ぶ(ただし投資用の不動産購入ローン商品として固定金利を用意しているところは少なく、あっても固定の方が金利が高い)
- 返済額とのバランスを見て借入期間を短くする
⑤建物の老朽化リスク
建物の耐久化により補修費用が必要になったり、家賃の値下げをせざるを得ない状況になる可能性があります。
【対策】
- 新築(築浅)物件、法定耐用年数が長い物件、耐震基準をクリアしている物件を選ぶ
- 定期点検や補修の費用をランニングコストとしてあらかじめ予算に入れておく
⑥デフレによる不動産価格の下落リスク
デフレによる不景気で、不動産価格や家賃が下落してしまうリスクがあります。
【対策】
- 賃貸需要が高い立地の物件を選ぶ
- エリアの人口動態や開発計画を事前に調べ、将来的な景気動向を予測して選ぶ
- ローン金利が低いところに借り換えをする
- 返済に備えてキャッシュをある程度持っておく
⑦不動産会社や管理会社の倒産リスク
不動産を購入した不動産会社や、不動産の管理会社が倒産してしまうことがあります。
【対策】
倒産に備える対策はありませんが、不動産会社から不動産を購入している場合、すでにオーナーになっているため問題無いです。
管理会社に業務を委託している場合は、別の管理会社と契約をすればそのまま続けられます。
シミュレーションをしてみて、対策に取れる費用と収益のバランスなどを見て考えられるとよいかもしれません。
不動産投資はリスクはあるがメリットも!
不動産投資はメリットも大きい投資法です。
メリットも知ったうえで、リスクと比較して検討してみましょう。
①生命保険代わり、年金代わりになる
不動産購入時にローンを組む場合、団体信用生命保険(団信)に加入します。
団信は加入者が死亡したり、高度障害を負ってしまったりしたときに、ローンを免除してくれる保険です。
ローンがチャラになっても家賃収入は入り続けるので、生命保険代わりにもなります。
また、家賃収入が得られるので、公的年金の不足分を補填することが可能です。
インフレ時にも不動産の価値も連動して上がると予想されます。
現金で100万円持っていたとしても、インフレ時には資産価値は100万円より目減りしてしまいますが、不動産の価値はインフレ時でも一定か、あるいは上がっていることが考えられ、インフレに強い資産であると言えるでしょう。
②節税になる
不動産投資は金額が大きいので減価償却費が高く、本業の収入と相殺することで所得税・住民税を減らすことができます。
また、相続税を抑えるのにも有効で、同じ金額でも現金より不動産の方が相続時にかかる相続税が安くなります。
不動産投資が節税につながる仕組みについて、詳しくはこちらもご覧ください。
不動産投資で節税できる?仕組みや効果を出すポイント、注意点も
③不労収入が得られる
本業を抱えながら別の仕事をしていくのは、時間的にも体力的にも限界があります。
不動産投資は管理会社にお任せすれば、自分で管理する時間はほぼかけずに家賃収入を得られ、不動産投資でかかった経費を計上することもできます。
不動産投資を成功させるポイントは?他の投資という選択肢も
不動産投資を成功させるポイントは「家賃収入を得ること」です。
持っているだけでは高いリターンは望めません。
そのためにやるべきことは、空室を作らないことです。
賃貸需要が高い立地をリサーチし、入居者のニーズを満たした物件を選びましょう。
また、不動産自体の魅力も必要です。
掃除・クリーニング・リフォームを適切なタイミングで行い、便利な立地条件・周辺環境をアピールすることも大事です。
リフォームではデザインの向上やセキュリティーの強化、共用施設を充実させるといった点で価値が上がりやすいでしょう。
不動産投資は、リスクとメリットのバランスが自分に合えば高いリターンが期待できます。
「空室リスクの不安に耐え切れる自信がない」という方には、同額程度の出資で始められる太陽光発電投資もおすすめです!
日光が当たっている限りは発電しつづけるので、売電収入が突然無くなるというリスクはありません。
節税メリットを享受したい方にも向いている投資法です。
アースコムでは投資や節税に関するコラムをたくさん発信していますので、ぜひご参考ください!
不動産投資にはリスクもあるがメリットも大きい
不動産投資に対する不安を抱えている場合、「知識不足」であることが少なくありません。
不動産投資のリスクだけでなくリスク対策やメリットも知ることで、漠然とした不安から前に進むことができます。
不動産投資のリスクには、家賃収入が無くなったり落ちてしまったりするリスクや、天災や事故にあうリスク、デフレによるリスクなどがあります。
しかし、対策をしっかり取っておけば防げるものも多いです。
逆に、生命保険代わりに使えたり、節税効果が高かったりと、不労所得で家賃収入が得られるなどメリットも大きいのが不動産投資。
不動産投資を成功させるためには「家賃収入を確実に得ること」を一番に考えましょう。
リスクとメリットのバランスを見極め、難しいと感じたら自分に合う別の投資法を探すのもアリです。
節税対策には太陽光発電投資という方法もあります。
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