2020.11.01

太陽光発電の産業用蓄電池とは?導入のメリットデメリットも解説!

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こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの遠藤です。

 

太陽光発電には「蓄電池」が活用されつつあり、家庭用蓄電池はもちろんのこと、産業用でも導入されることが増えてきました。

 

今回は、注目を集める産業用蓄電池についてのお話です。

役割や機能、メリットやデメリットについても解説していきます!

ソーラーパネルと太陽

 

 

太陽光発電にも利用できる「産業用蓄電池」とは?

産業用蓄電池とは、一般住宅以外の建物に設置する蓄電システムのこと。

「余った電気を貯めておき、必要なときに使う」という役割を持っています。

 

災害時などに起こった停電をカバーすることができ、平常時にも自家消費に使用可能なため、全体の電力消費量を抑えることができて省エネにつながります。

 

蓄電池の必要性が重視されたきっかけは、2011年に起きた東日本大震災。

災害時の電力供給や原子力発電所のあり方について多くの方が考え直す機会となり、非常時にも平素と変わらない生活を送るための電力供給の必要性が高まりました。

 

また、電力を一定期間、固定価格で買い取るFIT制度の条件変更も要因の一つです。

FIT制度は、2020年度に10kW以上50kW未満の小規模事業用発電に求める「地域活用要件」が新設され、発電した電力の30%以上は自家消費をすること」と「災害時に活用できること」が求められるようになりました。

 

今後もこのような動きはさらに加速していくものと考えられ、「電気を売る時代」から「自分で使う電気を作る時代」へとシフトチェンジしていくことが予想されます。

 

そこで、発電量不足を補うことができ、発電した電気を無駄なく使える蓄電池に注目が集まっているのです。

 

すでにいくつかの企業では工場に産業用蓄電池を備え、工場を操業するのに必要な電力をすべて蓄電池でまかなっているところもあります。

地震や台風などの自然災害に見舞われやすい日本だからこそ、自然エネルギーとの共存を目指す取り組みはますます重要になっていくでしょう。

 

太陽光発電に産業用蓄電池を導入するメリット

産業用蓄電池を太陽光発電に導入するメリットとしては、売電量の増加や売電ロスを回避できることが挙げられます。

 

発電量を増やすテクニックとして「ソーラーパネルの過積載」がありますが、発電量がパワコンの容量を超えてしまうピークカット時には、せっかく発電した電力は送電できません。

発電しただけで使うことも売ることもできず、無駄になってしまうのです。

 

ピークカットになってしまうのは、日中のかなり日当たりの良い時間などベストな条件がそろったときなので、過積載によってピークカットが大幅な損になることはありませんが、それでも売電ロスが発生しているのは事実。

そこで、産業用蓄電池の導入が役立ちます。

 

本来捨てられてしまうはずだったピークカット時の電力を貯めておき、後から売ることができるのです。

パネルの過積載率を上げることができるので、売電量の増加が見込めます。

 

売電ロスは、過積載時のピークカットだけでなく電力会社の出力抑制時にも起こります。

 

出力抑制とは、電力会社が電力の売電を止めること。

売電できる量は電力会社のエリアごとに決まっていて、天候が良いなどの理由でエリア全体の発電量が上がると、電力会社は電力量を抑えるために売電がストップされてしまいます。

出力抑制はすでに九州電力エリアで行われており、太陽光発電が普及しているなか、今後も出力抑制のリスクは高いと考えていいでしょう。

 

出力抑制のほとんどは一日単位で制御されるので丸一日分の電力が無駄になりますが、産業用蓄電池を備えておくことで売電ロスを防ぐことができます。

 

 

太陽光発電で産業用蓄電池を導入するデメリット

ビジネスマンとチェックマーク

産業用蓄電池を導入するにはデメリットもあります。

ネックになるのは、初期費用がかかることと、蓄電池を置くスペースが必要になることでしょう。

 

産業用蓄電池となると大きさもかなりのものになり、1,000万円以上かかることはザラです。

蓄電池本体だけでなく、その他の関連機械の設備や工事も必要です。

また、蓄電池に関しては、自治体によっては補助金制度を設けているとこともありますが、全体としてはまだ少ないです。

 

蓄電池を置くスペースに条件が多いこともデメリット。

蓄電池は容量が最も多いもので22.4kWh、重量は200kg弱、幅1,330mm×高さ1,700mm×奥行250mmあります。

重量があるため、設置するところにはコンクリートでの補強を推奨ているメーカーもあり、メンテナンス時に通路に使えるよう、周辺1mは空きスペースがほしいところです。

 

また、蓄電池は極端な暑さ・寒さに弱いため、設置場所は熱がこもりにくく、風通しの良い場所が基本です。

近隣の状況にも配慮した場所を確保しなければなりません。

 

産業用蓄電池の設置は、売電量とのバランスを考えたうえで費用を検討しましょう。

初期費用の元がとれる売電量が想定でき、スペースの確保も十分であれば導入はおすすめです。

 

 

太陽光発電の「産業用蓄電池」は自家消費が求められる時代に必要な存在

産業用蓄電池とは、一般住宅以外の建物に設置する蓄電システムのこと。

蓄電池は発電した電池を無駄なくエネルギーとして使うために欠かせないツールです。

近年、発電した電気は売る時代から自家消費への時代へとシフトしつつあります。

 

蓄電池は、売電ロスを減らせるばかりでなく、パネルの過積載率を上げて発電量を増やすこともできます。

また、自然災害に見舞われやすい日本では、自然エネルギーとの共存を目指す取り組みは重要です。

 

ただし、産業用蓄電池は初期費用がかかるため、収益とのバランスを考える必要はあります。

蓄電池をはじめ、太陽光発電投資に関するご相談は福島のアースコムへお気軽にどうぞ!

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