2022.03.18

キャンピングカー投資とは?レンタル需要や節税効果など詳しく解説!

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こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの石井です。

 

みなさんは「キャンピングカー投資」という投資手法をご存知でしょうか。

その名の通り、キャンピングカーをレンタルする事業のことです。

 

このキャンピングカー投資、実は利回りが良く節税効果も高いということで、昨今、キャンピングカー需要が高まる中、注目を集めています。

 

今回は、キャンピングカー投資について解説!

キャンピングカー投資の仕組みや節税効果、今後の需要やメリット・デメリットについてお話します。

キャンピングカー

 

 

キャンピングカーをレンタルして行う「キャンピングカー投資」とは?

キャンピングカー投資とは、キャンピングカーを購入し、レンタカーとして貸し出しを行う投資方法です。

 

キャンピングカーを貸し出すとレンタル料金という形でインカムゲインが得られ、キャンピングカー購入費用を減価償却し、諸経費も経費計上することで節税にもつながります。

 

キャンピングカー投資は利回りが高いのが特徴です。

キャンピングカー購入費用は新車の場合は500万円から、中古だと300万円~600万円ほどが相場だと言われていますが、中古で安いものだと100万円程度で手に入るものもあります。

 

仮に5年ローンを組んで500万円のキャンピングカーを購入した場合、1カ月のローン返済額は500万円÷5年÷12カ月=約8.3万円です。

キャンピングカーのレンタル費用の相場は24時間で2万円~2.5万円といわれているので、1日当たりのレンタル費用が2万円だとしても月に5日レンタルされれば支払いはクリアです。

 

毎週末レンタルがあると仮定して、ひと月あたりのレンタル日を8日、1日当たりのレンタル料金を2万円とすると、ひと月のレンタル収入は16万円、年間では192万円にもなります。

 

表面利回りは、192万円÷500万円×100=38.4%。不動産投資や株式投資の平均利回りが5%前後といわれているので、ここから月々の支払いを考えたとしても非常に魅力的な数字であることが分かります。

 

 

キャンピングカー投資の節税効果やレンタル需要は?

キャンピングカー投資は節税効果が高いのも魅力の1つです。

 

キャンピングカー投資では、キャンピングカーを事業に使用する場合、キャンピングカー車体本体の購入費用のほか、登録代行手数料、自動車リサイクル料、自動車税、自動車重量税、自動車取得税、自動車保険料、メンテナンス費用、駐車場代などを経費として計上できます。

 

特に車体費用の節税効果は魅力的で、購入した車体によっては1年で減価償却できるケースもあるんです。

 

通常、キャンピングカーは一般の自動車と同様に法定耐用年数6年で計算をするので、6年間に分けて経費を計上することになります。

 

これだけでも経費としては大きいのですが、中古車の場合は法定耐用年数が変わり、以下の計算式で求めることになります。

 

<中古車の法定耐用年数の計算式>

(新車の耐用年数-経過年数)+(経過年数×0.2)

 

3年落ちの中古車の場合、(6-3)+3×0.2=3.6、小数点以下は切り捨てなので、3年に分けて減価償却費を計上します。

なお、法定耐用年数の計算で2年未満になった場合は、耐用年数は一律2年となります。

 

ただし、減価償却の計算方法を定額法ではなく定率法にした場合、耐用年数2年の中古車は初年の償却率が100%になります。

 

この場合、4年落ち以上の中古車であれば1年で減価償却が可能になり、高い節税効果を発揮します。

 

キャンピングカーのレンタル需要は?

キャンピングカーの購入動向等を調査する「キャンピングカー白書2021」によると、以下のような調査結果が出ています。

  • 2020年のキャンピングカー保有台数は約127,400台(対前年比106.7%増)
  • 国内のキャンピングカー生産台数増加。2020年の生産台数は7,434台
  • 新車、中古車など販売総額の集計は2020年は582億2,389万円でいずれも前年より増加

 

また、同調査においてキャンピングカー販売業者に実施したアンケートによると「キャンピングカー業界の今後について」は、「将来はもっと成長する」56.1%、次いで「横ばい」が35.5%、「期待できない」が2.8%となっており、業界でも今後の需要が見込まれるという期待感がうかがえます。

 

また、注目したいのが、購入者に対して行われた利用目的のアンケート結果(複数回答)です。

旅行(91%)、キャンプ(53.1%)、ペット(40.6%)、災害対策(24%)、アウトドアスポーツ(23.4%)、ビジネス(2.7%)、その他(5.5%)となっており、趣味だけでなく災害対策として購入している方が多いことが分かります。

 

特に近年はウィズコロナの観点から、災害時の避難所利用は密集や密接を避ける傾向にあったり、ペットや小さなお子さん、体が不自由な方などが特別な事情を抱えるご家庭は避難所を利用しにくいという声もあったりします。

 

災害時にキャンピングカーをレンタルするというのは難しいかもしれませんが、購入前のお試しとしてレンタルをしてみたいという層は多いのではないかと考えられます。

 

 

キャンピングカー投資のメリットもチェック!

キャンピングカー投資のメリットとともに、デメリットもチェックをしましょう。

 

キャンピングカー投資のメリット

事業開始のハードルが低い

車体購入費用は中古の場合300万円(安いものであれば100万円程度)からと、事業開始にかかる費用が比較的抑えられるのが特徴です。

インカムゲインが安定すれば次の車体購入費用にもなります。

 

節税効果がある

車体費用は4年落ちの中古だと初年度で減価償却できるなど、高い節税効果が魅力です。

車体本体だけでなく、車にかかる諸費用も経費として計上できます。

 

利回りが高い

株式投資や不動産投資に比べ、高い利回りが期待できます。

 

資産価値が落ちにくい

キャンピングカーは一般車に比べて同じ年数でも資産価値が落ちにくいため、売却利益もしっかりと出すことができます。

 

維持費が安い

キャンピングカーの固定資産税等、維持費は一般車とほぼ同じです。

年間25万円~30万円ほどで所持できるため、負担が大きくありません。

 

自分で使用できる

もちろん自分で使うこともできます。

元々キャンプやアウトドアが好きな方、災害時用に持っておきたいという方にはピッタリです。

 

キャンピングカー投資のデメリット

清掃が大変

キャンピングカーは車内で多くの時間を過ごすため、車内環境が良いことは必須条件です。

しかし、キャンプやアウトドア利用が多く汚れやすいため、利用後の清掃が大変であるという点はデメリットです。

ただし、清掃を業者に委託する場合、外注費用は経費に計上できます。

 

集客が難しい

キャンピングカーのレンタルはまだ一般には普及していないため集客が難しいです。

ただ、近年の動向によりキャンピングカーの需要は高まっているため、顧客は多いと考えられます。

宣伝・広告を工夫するなど、マネタイズに注力すればカバーできるでしょう。

個人からのレンタルに不安を感じる客層も少なくないため、専門の管理会社を通すというのも1つの手です。

 

 

キャンピングカー投資を成功させるポイントとは

キャンピングカー投資の成功のポイントは次の4つです!

 

①万人受けするデザイン

外観はオーソドックスなものがオススメ。

こだわった外観がお好みの方がいらっしゃいますが、万人受けが難しいという側面もあります。

 

車体カラーは白や黒、シルバーなどの定番色にしましょう。

 

②内装はとことんこだわる

外観はオーソドックスでも、内装はこだわりましょう。

キャンピングカーの車内は、日常生活からはちょっと違う空間です。

特別なひとときを演出できる内装にすれば顧客満足度もアップ。

SNSでの集客もしやすくなります。

 

③リピーター受けするサービスの提供

ガソリンを一定量まで無料、リピート利用でレンタル費用割引、キャンプ道具貸し出しなど、サービスの充実が成功のポイント。

顧客満足度アップでリピーター獲得を狙いましょう。

 

④簡単につけられる保証を用意しておく

キャンピングカーの運転をするのは初めてという方は多いです。

運転に不安を抱えている方もいらっしゃるため、レンタル時に簡単に加入ができるレンタル期間のみ入れる保険などを準備しておくのがオススメです。

 

 

キャンピングカーのレンタル投資は節税と高利回りが魅力

キャンピングカー投資は、キャンピングカーをレンタルしてインカムゲインを得つつ、車体購入費用を減価償却して高い節税効果を狙う投資方法のことです。

利回りの高さも魅力の一つです。

 

4年落ちの中古車であれば初年度で一括償却が可能。

車周りにかかる費用もすべて経費になります。

 

キャンピングカー需要は高まっており、まずはお試ししたいという層を狙うのもアリ。キャンピングカーレンタルは知名度が高くはありませんが、うまくマネタイズすることで集客が可能です。

 

メリットも多く、キャンピングカーは資産価値が落ちにくいことから、売却しても手元にキャッシュが残りやすいという特徴もあります。

 

キャンピングカーは自分で使ってもOK。

もともとキャンプが好きな方にはぴったりの事業ですが、せっかくだったらキャンピングカーレンタルの成功ポイントをしっかりチェックし、収益化を目指しましょう。

 

節税対策には太陽光発電投資や環境事業投資もおすすめです!

ご興味がある方は、ぜひお気軽にアースコムへお問い合わせください。

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この記事を書いた人

石井錬 マーケティング部

メルマガの配信など広告担当の役割をしつつ、シミュレーションなど営業ツールの作成を担当している。

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