2020.08.19

太陽光発電の売電収入の計算方法は?売電収入を増やす方法も解説!

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こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの遠藤です。

 

太陽光発電を設置する目的の一つに「売電収入」があります。

太陽光発電の設置費用は決して安くはないため、どのくらい売電収入を得られるかは気になるところでしょう。

 

今回は太陽光発電における現在の売電価格や売電収入の計算方法、売電収入を増やす方法について解説します。

電気と家計のイメージ

 

 

太陽光発電の現在の売電価格は?

固定価格買取(FIT)制度が開始された2012年の売電価格は、10kW未満は42円、10kW以上は40円+税でした。

2019年度と2020年度の売電価格を比較してみましょう。

 

<10kW未満(住宅用)>※消費税込
2019年度:24(出力制御対応機器設置義務なし)~26円(出力制御対応機器設置義務あり)
2020年度:21円(全国一律)

 

<10kW以上50kW未満>※消費税抜
2019年度:14円
2020年度:13円

 

<50kW以上250kW未満>※消費税抜
2019年度:14円
2020年度:12円

 

<250kW以上>
2019年度:250kW以上500kW未満は14円+税、500kW以上は入札制度により決定
2020年度:入札制度により決定

 

2019年までは10kW未満か10kW以上という区分でしたが、2020年からは10kW以上に関しては「10kW以上50kW未満」「50kW以上250kW未満」「250kW以上」という区分が新設されました。

 

また、FIT認定の要件も変更され、10kW以上50kW未満の設備では、総発電量のうち30%以上を自家消費するということになりました。

つまり、売電方法としては「余剰売電」となります。

 

ただし売電価格は下がっているものの、太陽光発電の普及により太陽光発電設備自体の価格も下がっているため、初期費用も抑えられるようになりました。

そのため、初期費用の回収にかかる期間は、以前と同じく10年前後が目安と言われています。

 

太陽光発電の初期費用の回収にかかる期間については「太陽光発電投資の回収期間の平均や計算方法、早めに回収する方法は?」もご覧くださいね。

 

太陽光発電の売電収入の計算方法は?

売電収入の計算方法は「売電価格×売電量」です。

さらに詳しく計算したい場合は、以下の計算方法があります。

 

<計算式>
Ep(年間発電予想量)=H(設置面の1日当たりの年平均日射量)×K(損失係数)×P(システム容量)×365(年間の日数)÷1標準状態における日射強度

 

この計算式を載せているNEDO太陽光発電導入ガイドブックでは73%としていますが、一般的には80%を使うことが多いようです。

計算式に数値を当てはめると計算ができますが、インターネット上のシミュレーションサイトや、設備業者に依頼する方法もあります。

 

実際には太陽光発電を設置する場所や角度、積雪や降灰の影響、周辺の建物などによって数値が変わってくるため、実態に即した数値が知りたい場合は業者に見積もりを取ると確実です。

 

おおまかな売電収入がわかれば良いという場合は、「売電価格×(1,000kWh×システム容量)」で求められます。

たとえば、2020年度においてシステム容量が30kWの場合は、13円×1,000kWh×30kW=390,000円となります。

 

10kW以上50kW未満の場合は、30%を自家消費する必要があるので、390,000円×70%=
273,000円が、年間に得られる売電収入と予想できます。

 

 

太陽光発電の売電収入を増やす方法はこれ!

ステップアップのイメージ

せっかくだったら、太陽光発電の売電収入は多い方がいいですよね。

太陽光発電の売電収入を増やす方法をご紹介します。

 

余剰売電の場合は節電を意識する

10kW以下の住宅用や、10kW以上50kW未満の発電設備の場合、売電できるのは自家消費した残りです。

10kW以上50kW未満の場合は30%を自家消費する必要がありますが、使い過ぎると売電量が減ってしまいます。

 

環境に優しいエネルギーである太陽光発電。

せっかくエコを意識するなら、節電も心がけてみましょう。

発電量や使用電気量をこまめにチェックし、電気の使い過ぎや無駄がないかを確認。

家庭でもお子さんと行えば、環境問題や電気の使い方について考えるきっかけになるかもしれません。

 

電気機器を省エネモードで使用したり、使わない時間は電源プラグをコンセントから抜いたり、白熱電球・電球型蛍光灯をLED照明に交換するなども効果的です。

 

パネルの過積載でフルに発電する

ソーラーパネルをパワーコンディショナーの容量以上に載せることを過積載といいます。

 

太陽光発電では日照条件や時間などにより、いつも容量いっぱいに発電できるわけではありません。

過積載にすると、十分に発電が行われているときは容量から溢れた電力が無駄になってしまいますが、発電が十分でないときには発電量が増えるので、売電収入アップにつながります。

 

もちろんパネルの枚数が増える分、初期費用は多くかかりますし、パネルが多すぎると無駄が多く出てしまう可能性もあります。

そのため、過積載にする場合はシミュレーションをもとにバランスを考えて設置することが求められます。

 

適切なメンテナンスで発電効率を落とさない

パネルに汚れが付いていると発電量が落ちるばかりか、ホットスポットが生じ、故障の原因になることも。

野立ての太陽光発電の場合は雑草を放っておくと、雑草の影ができて発電量が落ちたり、雑草がパネルの裏に刺さって故障を引き起こしたりします。

 

定期的な点検やメンテナンスは、故障の早期発見にもつながります。

メンテナンスを適切に行い、発電効率を下げないようにしましょう。

 

 

売電収入が計算できたら、節電と発電効率を意識しよう

売電収入は「売電価格×発電量」で計算できます。

さらに詳しく計算をすることもできますが、おおまかに計算するときはシステム容量1kWhあたり1,000kWhを代入する方法があります。

 

売電収入をアップさせるために、余剰売電の場合は節電を意識しましょう。

全量売電の場合は、発電効率を上げることに注力。

パネルの過積載やメンテナンスの実施などを心がけ、安定した発電量を得ることを目指しましょう。

節税

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