2022.03.06
マイニングとは?わかりやすく基本や方法、利益を出すポイントまで解説
こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの石井です。
ビットコインなど、仮想通貨のことが話題にのぼることも珍しくなくなってきた昨今ですが、「マイニング」って何のことかご存知でしょうか?
マイニングは、仮想通貨の取引には欠かせない作業なのですが、成功すれば大きな報酬を得ることもできます。
今回は「マイニング」について解説!
マイニングの意味や仕組み、事例についてご紹介するとともに、メリットやデメリットについてもお話しします。
目次
マイニングとは?まずは基本をわかりやすく解説!
マイニングについて説明する前に、まずは仮想通貨の仕組みについて簡単に説明しましょう。
仮想通貨には複数の種類がありますが、ビットコインやネムといったものが日本でもよく知られています。
ドルや日本円などの通貨は「国」によって価値が保証されて存在していますが、仮想通貨には中心となる管理者が存在しません。
仮想通貨を利用する人全員が取引状況を確認でき、不正がない状態にすることで「信用」が生まれ、通貨と認められます。
仮想通貨が正しい取引が行われていることを示すためには、仮想通貨の取引内容を正しく記帳する作業が必要です。
この取引記録をまとめたものをブロックといい、ブロックをつなげていったものをブロックチェーンといいます。
ここでやっと、表題の「マイニング」が登場します。
記帳作業を行うことを「マイニング」、マイニングを行う人のことを「マイナー」と呼びます。
取引データの記帳作業はコンピューターを使って行い、一番最初に計算を成功させた人、つまりブロックを完成させた人に与えられる報酬が仮想通貨です。
この一連の作業が鉱脈で鉱物を産出したときの様子に似ていることから、英語で「採掘」を意味する「マイニング」と呼ばれるようになりました。
マイニングには資格は不要で、だれでも行うことができます。
ビットコインの場合のマイニングとは?
先に挙げたビットコインの例で言うと、マイニングではブロックにまとめられている「いつ・誰が・どのくらいのビットコインを取引した」という情報をチェックして承認し、報酬として新規発行されたビットコインを得ることができる仕組みです。
ビットコインは通貨の発行上限は2,100万枚と決まっています。
上限に近づけば近づくほど、ビットコインの希少価値は上がります。
つまり、成功報酬も高くなるということです。
今後はますますマイニングの競争率が上がることが予想されるでしょう。
マイニングには種類がある!それぞれのメリットデメリットとは
種類ごとのメリットをご紹介する前に、マイニング自体のメリットも確認しましょう。
主に以下のような点が挙げられます。
- マイナーになるのに資格がいらない
- 希少価値の高い仮想通貨を手に入れられる
- マイニングに使う機材の即時償却が可能
- 自分に合ったマイニング方法で安定した収益を得ることも可能
新しい通貨であるがゆえに「危険」「暴落する」といったイメージを持たれることの多い仮想通貨ですが、マイニングを行って成功報酬として受け取れるという点は魅力的です。
これから価値が上がり続ける可能性が高いという点でも、期待の大きな分野だと言えるでしょう。
マイニングの方法には3種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあるためご紹介していきます!
- クラウドマイニング
- プールマイニング
- ソロマイニング
①クラウドマイニング
マイニングを行う団体に投資して、自分はマイニングを一切行わずに利益を得る方法です。
- メリット:投資をするだけでよく手間がかからない、利益を得やすい
- デメリット:詐欺に遭うリスクがある、契約期間内にマイニングが終了する可能性がある、価格変動リスクがある、手数料が取られる
②プールマイニング
複数人でマイニングを行う方法で、多くの人が行っている方法です。
自分自身もマイナーとして参加し、同じグループの誰かが成功すれば報酬を山分けすることができます。
- メリット:ソロの場合よりも収入が安定しやすい、ソロよりも効率が良い
- デメリット:機材はある程度揃える必要がある、報酬を分けなければならない、手数料が必要
③ソロマイニング
自分一人でマイニングを行うことです。
- メリット:成功すれば多くの報酬を得ることができる、手数料がいらない
- デメリット:機材をすべて自分で用意する必要がある、成功しなければ報酬を得ることができない
マイニングを始める前に知っておくべきことは?
仮想通貨の種類によっては手持ちのパソコンやスマホを使ってマイニングできるものもありますが、基本的には高速で計算をするために「高性能かつ大容量」のパソコンと専用のソフトが必要になります。
特にソロマイニングの場合は、機材をすべて揃え、24時間フルに稼働させるための場所も準備できるかといった点も確認が必要です。
マイニングでは24時間、大きなパソコンを動かし続けるため、電気代も非常に高くなります。
電源の確保方法としては、近年売電価格が下落傾向にある太陽光発電を、あえて売電はせずマイニングに使用するという方法がおすすめです!
太陽光発電を利用するマイニングについては「太陽光発電と暗号資産型マイニングを組み合わせるメリットや注意点」もご覧ください。
マイニングにおすすめの仮想通貨とは?
マイニングにおすすめの通貨は、匿名性の高いMonero(モネロ)。
マイニングをする機材は主に以下の3種類です。
- CPU:一般的なパソコンを使ってマイニングをする
- GPU:グラフィックボードという専用の機材を使ってマイニングをする
- Asic:ハッシュ関数を解くための専用の機材を使ってマイニングをする
3種類を比べたとき、初期費用が最もかからないのは専用機材が必要ないCPUマイニングですが、普通のパソコンを使ってもビットコインなどの計算では太刀打ちできません。
しかし、MoneroはCPUマイニングと相性が良いという特徴があります。
初期費用にかかるリスクを抑えられて、収益性も高いという点でおすすめ度の高い仮想通貨と言えるでしょう。
マイニングに必要なものや費用、リスクも知っておこう
ここでは、初心者の方でも自分が持っているパソコンで始めやすい方法をご紹介します。
マイニングに必要なのは、パソコンと、複数のマイナーが共同でマイニングを行う仕組みであるマイニングプールです。
手持ちのパソコンで気軽に始めてみたいという方には「MinerGate」というアプリのマイニングプールの利用がおすすめです。
GPUを使ってもう少し高度な計算をしてみたいという方は、グラフィックボードの購入に安くても1つ3~4万円程度がかかります。
Asicを利用したい場合は、専用機器であるAntminerの購入に約50万円がかかるため、十分検討して決めましょう。
マイニングのリスクとは?対策もチェック
マイニングのリスクには収益化の難しさが挙げられます。
特に初心者の場合は始めてすぐに収益を得ることは難しく、せっかく機材をそろえたのに初期費用をペイできないということがあり得ます。
また、マイニングウイルスといった、人のパソコンに勝手にマイニング作業をさせるウイルスに感染してしまうリスクもあります。
ウェブサイトの中にウイルスが潜んでいることもあるため注意が必要です。
よく分からないファイルは絶対に開かないといった基本のウイルス対策を行うとともに、ウェブサイトからの感染を防ぐためにGoogle Chromeの「No Coin」という拡張機能を利用しましょう。
マイニングとは仮想通貨を成立させるための作業のこと
仮想通貨を通貨として成立させるためには、改ざんできない取引履歴の構築が必要です。
取引履歴を正しく記帳していく作業のことをマイニングといい、マイニングを行う人をマイナーと呼びます。
マイニングを一番早く計算した人にのみ、成功報酬が与えられます。
マイナーになるのに資格は不要で、これから価値が上がる可能性がある仮想通貨を手に入れることもできます。
マイニングの方法には、自分はマイニングを行わず投資という形で参加するクラウドマイニング、チーム戦のプールマイニング、一人で行うソロマイニングがあります。それぞれメリットデメリットがあるので、自分に向いているものを選びましょう。
マイニングに必要なものはパソコンとマイニングプール。
専用の機材が必要になることもあります。
マイニングには多くの電気が必要になるため、太陽光で発電した電力を売電せずにマイニングに回すのがおすすめ!
売電価格以上の利益を生めるかもしれませんよ。
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