2022.08.24

SDGsとサステナビリティの違いとは?CSRやエシカルも解説

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こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの石井です。

 

SDGs、サステナビリティ、CSR、エシカル。

近年よく耳にするようになった言葉ですが、それぞれの違いが分からない、また、なんとなくは分かるものの具体的にどのようなことを指すのか理解していない、という方も多いのではないでしょうか。

 

また、企業がそれらの考え方を取り入れている理由や、取り組むべき理由を知りたいという方もいらっしゃるでしょう。

 

実はこれらの言葉は、企業の成長には欠かせない重要なキーワードとなっています。

今回は、SDGsとサステナビリティの違いについて基本から解説!

CSRやエシカルといった重要ワードについても解説していきます。

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SDGsとサステナビリティの違いとは?

SDGsは、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」のことで、「Sustainable Development Goals」のアルファベットの略称です。

「エスディージーズ」と読みます。

 

「Sustainable(持続可能な) Development(開発) Goals(ゴール、目標)」は、2030年までに達成を目指す世界共通の目標とされています。

 

簡単にいうと、「環境を壊すことなく、すべての人を尊重しながら、経済も成長させていこう」という考え方のことです。

 

例えば、日本では戦後、経済復興・工業化が日本各地で進み、高度経済成長という飛躍的な経済発展を遂げました。

 

しかし、それと同時に公害問題や長時間労働が問題になり、環境・人々の健康に甚大な被害を与えたのも事実です。

このような、環境や人の犠牲のもとに経済発展をするようなことは、豊かな開発(発展)とはいえない、ということなのです。

 

SDGsでは、世界における諸問題である、貧困や環境、教育、医療などの分野において、17個の目標を設定しています。

17個の目標のうち、どれか1つだけ問題が解決しても意味がないといわれています。

 

それは、世界で起こっているありとあらゆる問題は、それぞれ複雑に絡み合っているからです。

医療が不足しているという問題を解決するなら、医者を現地に派遣するだけでは十分ではありません。

 

その医者がいなくなっても現地の医療が成り立つよう、教育を拡充したり、栄養状態を良くしたり、病気にならないように衛生状態を整えたり、女性教育を充実させて健康状態の把握ができるようにしたりと、いくつもの視点から問題を解決していくことが大切になります。

 

このような、豊かな未来に向けて問題を解決していくための目標を具体的に示したものがSDGsです。

 

サステナビリティとは、「持続可能性」という意味をもつ言葉・概念のことで、SDGsよりももっと広い枠組みで使われる言葉です。

 

サステナビリティは、環境・社会・経済の3つがすべて持続可能な状態であることを示しています。

 

サステナビリティは、SDGsと違い、具体的な目標設定などはありません。

「環境を壊さず、ジェンダーや難民問題を解消し、経済も発展させていこう」という「言葉・概念・考え方」なのです。

 

 

SDGsの他に「CSR」や「エシカル」についても知ろう

SDGsやサステナビリティのほか、CSRやエシカルといった言葉もよく聞くようになりました。
それぞれ、言葉の意味について簡単に説明します。

 

CSRとは?

CSRは、「Corporate Social Responsibility」の略語で、日本語だと「企業の社会的責任」と言います。

 

企業の基本的な役割は、法を遵守してより良い商品やサービスを生産することですが、CSRとして、収益を上げて雇用を守る、納税をする、株主に配当を分配するといったことも求められます。

 

他に、企業も社会の一員として、環境に配慮した製品の開発、ボランティア、地域社会への貢献、障害のある人の雇用などもCSRとして挙げられます。

 

例えば、店舗の前だけでなく、周辺一帯の清掃活動を行うこともCSRですし、携帯電話会社が小学校などに出前授業をして「スマホとの付き合い方」などを教えるといった活動もCSRの1つです。

 

社会や環境に配慮したCSRは、SDGs達成のための取り組みだといえます。

 

エシカルとは?

エシカルとは、「倫理的な」という意味の形容詞です。

形容詞なので必ず名詞に付けて使われ、「エシカル消費」や「エシカルファッション」「エシカルライフスタイル」のような使われ方をします。

 

「倫理的な」というのは、「法的なしばりはないものの、多くの人が良いと思う行動や考え方」であり、近年では特に「環境や社会、経済に配慮した行動や考え方」と捉えられることが多くなってきました。

例えばエシカル消費を例に挙げると、以下のようなことがエシカル消費に当てはまります。

  • リサイクルできるものを購入する
  • フェアトレード商品を選ぶ
  • 国産のものや地産地消になるものを購入する
  • 障がいのある方々や被災地の方々が生産したものを選ぶ
  • オーガニックコットンの服を着る
  • 肉ではなく大豆タンパクの代替肉を食べる
  • 戦争を行っている国の商品は買わない
  • 再生可能エネルギーの電力を使う

再生可能エネルギーを使うには自宅にソーラーパネルを設置する必要があります。

 

しかし、電力会社には電気料金に毎月一定の金額を追加することで、自宅に供給する電力をすべて水力発電や地熱発電といった再生可能エネルギーにできるプランが用意されていることも。

 

このような電力を選ぶのも、エシカル消費の1つであり、SDGs達成に近づくための行動でもあります。

 

CSRとエシカル、SDGsやサステナビリティとの関係性は?

CSRとエシカル、SDGs、サステナビリティについて、簡単にまとめると以下のような関係になります。

  • CSR:企業主体の言葉で、サステナビリティやSDGsはCSRを考えるうえでの指針となる
  • エシカル:人々の考え方や行動を表し、消費者など一般の人々も使う言葉
  • SDGs:国連が設定した、世界の諸問題を解決するための具体的な目標
  • サステナビリティ:持続可能性という意味の考え方・概念で、SDGsやCSR、エシカルはサステナビリティという大きな枠組みの中に含まれる

それぞれ、考え方であったり、具体的な行動目標であったりと性質は異なるものの、関係し合っている言葉であることがわかります。

 

このほか、ESGとの違いについては「ESGとSDGsの違いとは?CSRとの関係性も詳しく解説」で解説しています。

CSRについても解説していますので、ぜひご覧ください。

 

 

企業がSDGsやサステナビリティに取り組む理由とは

SDGsと地球

近年、企業のIR情報などでSDGsへの取り組みについて示したり、サステナビリティ経営といった言葉を使ったりと、企業はSDGsやサステナビリティを意識した取り組みを行っています。

 

その理由は、企業価値の向上につながることが明らかになってきたからです。

 

現在、環境・社会・経済に企業活動が悪影響を及ぼさないことが、企業が長期的に経営を維持していくのに欠かせないという、サステナビリティ経営が注目されています。

 

例えば、カーボンニュートラルを推進して環境に優しい製品づくりをしたり、ジェンダーやLGBTに配慮したりといったことが挙げられます。

 

企業においては投資家の視点も重要ですが、世界中で注目されているのがESG投資です。

ESG投資とは、自社の健全な経営だけでなく、環境・社会全体の利益も考えて経営を行っている企業に対して行う投資のこと。

 

SDGsが国連で採択されたこともあいまって、投資家の間では無視できない存在となっています。

 

ESG投資については「ESG投資とは?種類やメリット、現状まで詳しく解説!」で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

 

 

SDGsはサステナビリティの考え方の1つである

SDGsとは、国連が採択した、2030年までの達成を目指す「持続可能な開発目標」のこと。

サステナビリティとは、環境・社会・経済の3つの観点が、すべて持続可能な状態であることを示したもので、SDGsの根幹を担う考え方とも言っていいでしょう。

 

CSRやエシカルという言葉もよく使われるようになりました。

CSRは企業の社会的責任のことで、企業は利潤だけを追い求めるのではなく、社会や地域・人に貢献しましょうという考え方です。

 

エシカルは、人々が倫理的に良いと思うものを選ぶといった行動や考え方のことで、「エシカル消費」や「エシカルファッション」という使い方をします。

 

CSR、エシカル消費は、SDGsを達成するための行動・考え方ともいえます。

 

企業は利潤を求めることが重要ですが、社会や環境への配慮なしでは、長期的な成長は見込めません。

これはESG投資の視点からも明らかとなっており、サステナビリティ経営を行うことこそが投資家から選ばれる条件ともなっています。

 

太陽光発電投資もサステナビリティ経営のために取り組める活動の1つ。

アースコムでは福島の耕作放棄地を利用した、農業と再生可能エネルギーの両立を実現する太陽光発電投資を行っております。

お気軽にご相談ください!

 

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この記事を書いた人

石井錬 マーケティング部

メルマガの配信など広告担当の役割をしつつ、シミュレーションなど営業ツールの作成を担当している。

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