2021.07.07

太陽光発電を農地転用で設置!そのメリットや手続き方法

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こんにちは。太陽光発電投資をサポートするアースコムの堀口です。

 

農家の高齢化や後継者不足などから、耕作放棄地が増えています。

 

太陽光発電設備はどこにでも設置できるわけではなく、通常は「田」や「畑」といった農地にも太陽光発電設備の設置はできません。

しかし、「農地転用」の申請を行って審査に通れば、太陽光発電設備を設置することが可能になります。

 

今回は太陽光発電の農地転用について、その特徴やメリット・デメリット、手続き方法などもあわせてお話していきます。

農地転用

 

 

まず「農地転用」とは?

太陽光発電設備を設置できる土地の地目としては「雑種地」「原野」「山林」「宅地」などが挙げられます。

 

しかし、日本では農業保護政策のもと、農地を農地以外の目的で使うことを禁じられているため、無許可で設置することはできません。

 

「田」「畑」「果樹園」といった農地を農業以外の用途で使うためには、土地の地目を変更する「農地転用」という申請が必要になります。

 

農地転用の審査を通れば、農地に太陽光発電施設などの設置が可能になります。

ただし、現在日本の食糧自給率は先進国の中でも最低レベルのため、政府は農地の減少を食い止めたいと考えています。

そのため、農地転用の許可が下りにくいという問題も。

 

ただし、その農地の周辺か栄えて市街地化している場合などは例外で、農地転用許可が下りる可能性が高まります。

 

農地を生かして太陽光発電!農地転用型の特徴やメリットとは

農地転用型

農地を活かして行う農地転用型の太陽光発電。

面積の広い農地には、多くのソーラーパネルを敷き詰められるため、太陽光発電に適しています。

 

農地転用型のメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

メリット①豊富な発電量を期待できる

基本的に農地は日当たりが非常に良く、敷地面積が広いという特徴があります。

そのため、農地は太陽光発電に非常に適している場所。

その場所に多くのソーラーパネルを敷き詰めれば、豊富な発電量を期待できるでしょう。

 

なお、再生可能エネルギーで発電した電力を一定期間、固定価格で電力会社が買い取ることを義務付けた「固定価格買取制度」を利用すれば、固定価格買取期間の20年間は安定した収益が得られます。

 

農地転用は豊富な発電量で安定的な収入を得られるという、非常に大きいメリットがありますよ。

 

メリット②利用されていない農地を有効活用できる

現在、農家の高齢化や後継者不足などにより、耕作放棄地が増加しています。

耕作放棄地でも固定資産税は発生するため、土地を利用せず放置しておくことは大変非効率と言えます。

 

利用されていない農地を何もせず放置するのではなく、農地転用型の太陽光発電として利用することができれば収入を得ることができます。

耕作放棄地の有効活用としてもオススメです。

 

メリット③手続きの軽減措置を利用できる場合がある

農地転用の手続きは審査が厳しく、非常に時間がかかります。

そのため、市町村によっては、太陽光発電など次世代エネルギーを利用目的とした農地転用の場合は軽減措置を認めるというケースもあります。

 

軽減措置を利用すれば、手続きも簡略化できますよ。

まずは各市町村に問い合わせて確認してみましょう。

 

デメリット:設置費用が通常の太陽光発電より高額になる

農地に太陽光発電を設置する場合、他の地目にくらべて設置費用が高額になる傾向にあります。

 

農地は土が柔らかく土台が不安定なので、太陽光発電を設置できない可能性があります。

その場合は地盤改良工事が必要となり、費用が発生してしまうからです。

 

また、農地に設置する際は地面から高い場所に設置が必要になる場合があり、その際は一般の架台や支柱は使用できないため、一般的な設置費用より高額になります。

 

また、農業と太陽光発電を両立したい場合は、農地転用せずに太陽光発電をする営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)という方法があります。

これは畑や田で農作物を育てながら、その上に高い支柱を立ててソーラーパネルを設置し、太陽光発電を行うものです。

 

営農型の太陽光発電については、詳しくは「太陽光発電で営農型と農地転用型の違いとは?それぞれの特徴を比較」もチェックしてください。

 

 

太陽光発電で農地転用を行う場合の手続き方法とは?

農地転用の手続き方法と必要書類についてご紹介します。

 

農地転用の申請手続きは、該当する申請先に農地転用の申請を出し、許可を得ます。

  • 居住する市町村内の農地を申請する場合…農業委員会
  • 居住地以外の農地を申請する場合…農地がある都道府県知事

 

必要書類については次の通りです。

 

<農地転用の申請に必要な書類>

  • 法人にあっては、法人の登記事項証明書及び定款又は寄付行為の写し
  • 土地の位置を示す地図及び土地の登記事項証明書(全部事項証明書に限る。)
  • 申請に係る土地に設置しようとする建物その他の施設及びこれらの施設を利用するため必要な道路、 用排水施設その他の施設の位置を明らかにした図面
  • 資金計画に基づいて事業を実施するために必要な資力及び信用があることを証する書面 ・申請に係る農地を転用する行為の妨げとなる権利を有する者がある場合には、その同意があったことを証する書面
  • 申請土地が土地改良区の地区内にある場合には、その土地改良区の意見書
  • その他参考となる書類

 

これらの書類をそれぞれの申請先に届け出ることで、申請は完了します。

 

 

太陽光発電の農地転用はメリットがいっぱい!

日本では農業保護政策のもと、農地を農地以外の目的で使うことを禁じられているため、無許可で設置することはできません。

「田」や「畑」「果樹園」といった農地を農業以外の用途で使うためには、土地の地目を変更する「農地転用」の申請が必要になります。

 

農地転用には次のメリットが期待できます。

  1. 豊富な発電量と安定した収益
  2. 耕作放棄地の有効活用
  3. 手続きの軽減措置

 

ただし、農地転用には他の地目にくらべて設置費用が高額になる傾向があるというデメリットもあるため、総合的に考えた上で判断することをオススメします。

 

福島の太陽光発電投資ならアースコムにお気軽にご相談くださいね!

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この記事を書いた人

堀口優人 マーケティング部

広報担当として、太陽光発電所の物件情報、節税や償却などの専門知識を発信。より良いサービスを提供できるよう市場調査にも注力している。

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